昔、成人向け雑誌に「今夜はどの女性と恋をするか?」

というような文句がありました。これはその雑誌の

ヌード写真の女性の事なんですね。その頃は、

インターネットどころか、パソコンすらウインドウズ

がない頃でしたので、当時はそうするしかなかったん

でしょう。でも、今は出会い系サイトを色々見て、

どの女性と?という期待に胸を膨らませる時代とは

なっています。これは、人との出会いが今より

容易でなかった頃は、雑誌のヌード写真で代償してい

たのですが、出会い系サイトに入っていると、

向こうの方で、ヌード写メを送ってくれたりする

女性もいるので、雑誌を買う必要もなくなったんです。

で、そのヌード写メを見て、「うーん、恋をしそうだ。」

と思うところまでいきそうになる今日、この頃(2008.5.17)

ですが、これからもっと時代は変わってくるのでしょう。

つまり、恋の形態や、そのきっかけというものがインターネット

がなかった頃とは、大きく変わっていく、というそんな気がします。

又、恋そのものもまず初めは、ネットからというのが常識となる

時代はもう来ているのかもしれません。

で、これは昔の話でアメリカの話だったと思いますが、ある男性が、

あるヌード写真に恋をして、それからその男性の人生は変わった

という話がありました、今なら出会い系サイトの写メで、という

事になろうかと思います。

出会い系サイトを介さなければ、知り合う事のない男女が出会って、

そして恋に落ちていく・・・・という事は今では何の不思議もない

話として、人は受け入れるでしょう。ところが二十年前でもそういった

事は、考えられもしなかった事ですね。

昔、人は恋の相手を探しに街へ出たものでしょう。でも今は、

出会い系サイトで見つかります。街に出るのはアポを取ってから

待ち合わせの場所へ行く。そのための街です。

という事で、即恋に落ちて、という事は出会い系サイトで彼女から

返信が来た、それを読んで、そうなる事もあるでしょう。

「恋」これについては、古今東西の哲学者、文学者が論議してきた

ものであるのですが、現代の恋は出会い系サイトから始まる事も

すでに多くなってきているものではあろうと言えます。

したがって、出会い系サイトを使いつつ、人それぞれ独自の恋を

体験する事とはなるのではないでしょうか。

すでに、六十の男性が出会い系サイトに入って、掲示板に書き込み

している例もあります。その男性も新たな恋を体験するのかも

しれません。

「生きていてよかったよー、おれは出会い系サイトで人生最後の恋

をした。」

と、あとしばらくして、臨終の枕でそう語る男性もこれから出て

くるのかもしれませんね。

「恋」という言葉には、どちらかというと女性の方が反応するもの

なのでしょうか、そういう気もするのですが、男性向けに書いてしまって

申し訳ないわけですが、でも女性の恋心を主観的に分る事は

できませんので、そういう観点から書いていく事もできないため

どうかご容赦願いたいと思います。けれども、恋という思いは

男女とも持ちうるもので、女性だけが気にするものであるのか

どうかというのは実際のところわかりません。

恋をすると女性は綺麗になるとか、昔からよく言うではないですか、

それは出会い系サイトを通して始まったものも同じだと思います、

というより同じです。

それで、メールもしくはプロフィールを読んで出してくる女性は

少しは恋の始まりを予感するのか、それでばーっとヌード写メ

という大胆なものもあります。他に誰も見ないという事から

又、大胆に送れるものなんですね。

あなたに恋をして綺麗になったわたしを見て欲しい、なんていう

気持ちの場合もあるでしょう。

そうして誘惑しつつ、恋に陥るという、出会い系サイトで。これ

がこれからの時代の主流でしょう。

恋に落ちた女性は何をしでかすかわからない、なんていうのも昔から

言われている事ですが、これはいつの時代もそうでしょう。

男性にとっては嬉しいハプニングも恋をする女性はしてくれる

ものです。