sf小説・体験版・未来の出来事53

 軍田は三日月瑠璃代の顔のラブドールを抱きかかえると体重も、それなりに感じられる重さだった。襖を開けると隣の部屋にはベッドや机、本棚もある。
ベッドは何故かダブルベッドだった。その上にラブドールを優しく横たえると軍田は急いで自分の服を脱ぐ。ラブドール瑠璃代は大きな瞳を開いて軍田の丸裸を見つめると、
「軍田さん。もう大きくなってるね。でも半立ち。」
と声援を送った。軍田は少し照れた顔で、
「軍田大元帥、三日月瑠璃代さんを全裸にします。」
と宣言すると、ベッドに上がり膝を着いてラブドールの上着を脱がせる。
白のブラジャーでも分かるラブドール瑠璃代の弓なりの乳房は大きい。brassiereを外すと白の形の良い乳房が現れる。軍田は抑えきれない気持ちでラブドール瑠璃代の乳房に吸い付いていった。瑠璃代は、
「あっ、はああん、気持ちいい。」
と切なそうな媚声を出して髪を振り乱した。正に夢に見たいような彼女の乱れに軍田は全勃起したのである。
 ラブドール瑠璃代のショーツも脱がせて全裸にすると彼女の股間の黒毛陰毛も露わになった。全裸の二人は合一したのだ。それから二時間も軍田は健闘したのである。

湖水一佐はパソコンにインストールされたソフトウェアを起動する。既に勤務外の時間だが部屋に残っている。ノートパソコンの画面には軍田大元帥のラブトール瑠璃代との性行為が映し出されている。瑠璃代の視点は天井に届き、そこから下を映し出す設定に湖水一佐は調整していた。
(もう始まっていたのか。まあ、いい。録画の設定は午後五時からにしている。巻き戻して後から見よう。)
と湖水一佐は思うと、激しく動く軍田大元帥の尻を見ている。
(ふむ。ぎこちなさを感じる腰の動きだ。長らく独身だから、それも止むを得ない。でもオレも独身だし女と縁は無いから軍田のセックステクニックを批判できるものでもないし。ラブドール瑠璃代とはいえ最新の科学技術が込められていて人間の女に殆ど似ていて、ある意味では人間の女以上のラブドールを手に入れている軍田の方がオレより女運があるのかな。オレもラブドールを手に入れたいけど高すぎるものだ。ソープランドに行く方がズット安い。レンタルラブドールなら安いけど他の男が使った後のラブドールだから頼みにくい。宅急便で送られてきて宅急便で送り返せば、いいんだけど。軍人たるもの女に縁がないのは当たり前だと達観すれば・・・お、軍田が体位を変えた。騎乗位に、したな。おっ、という間だ。)湖水一佐は軍田大元帥とラブドール瑠璃代との性行為を終わりまで見ていた。

 楓山は新進民主党の福岡支部に行ってみた。ダリヤは最近は来ていないと男子職員は云う。
「風俗の店も店長に任せているらしく行方不明みたいですよ。」
そこで男子職員は小声になり楓山にだけ聞こえる声で、
「その店で一発、抜いて貰いました。福岡県南部から上福してきたという女の子だったけど、新進民主党に入らないかと誘うと入ります、と答えてくれましたよ。ネットから党員にスグなれますからね。クレジットカードで年間党費を納めれば、いいから。名前も聞いておいたし、翌日には、その娘が福岡支部に入党していたのがパソコンから分かりました。」
と話すと笑顔をみセル。
楓山は納得顔で、
「党勢拡大の一つの手ですね。ぼくも、やってみようかなー。」
男子職員は普通の声に戻り、
「ぜひ、どうぞ。党員を獲得しても報奨金は出ませんよ。ただ紹介者名を記入する箇所があるので、それで記録されると思います。」
と話した。
思い立ったが吉日、でも、まだ午前中だ。それでも中洲に行って見たい楓山はフレッシュアイランドの地下鉄駅から中洲地下街駅まで地下鉄で移動した。
中洲地下街駅で降りると未成年者立ち入り禁止地区に行き、ロボット警備員の近くを通り過ぎる。
まだ閉店の店が多かった。そんな中、開いていた店はファイブファイブという二十四時間営業の店でコンビニエンスストアと同じ店の中だが店の奥は未成年者立ち入り禁止の場所がある。その通路を楓山が進むと風俗店舗となっていた。三階建てで最上階はラブホテルになっている。
こちら側からコンビニエンスのファイブファイブへは気楽に行けるためにラブホテルに宿泊しても便利である。
 一階はファッションヘルス、二階はソープランドで、それぞれ複数の店が入店している。
楓山は一階に入ってみた。客は、あまり多くはないが年金生活者の男の老人がファッションヘルスの店から出てきたりしていた。箱ヘルとも呼ばれるファッションヘルスの店が数軒、並んでいる。
平日の午前中割引の店が多いので、楓山はその内の一つ「未羅久瑠」に入った。あ、と楓山は口に出しそうになった。その店の中に立っていたのは日焼けした顔のダリヤだったのだ。ダリヤはニコヤカに、
「楓山さん、ようこそ。新しい店を開いたので、しばらく私が受付をします。どのようなプレイを、望みますか?」
「女王様プレイなんかを望みます。」
「それでは1番のドアを開けて入って下さい。」
言われた通りに楓山は1の表示されたドアを開ける。そこには鞭を持った背の高い金髪の上半身裸の若い女性が立っていた。彼女は楓山を見るとニッコリとして、
「待ってたよ。アンタみたいな人をね。」
楓山は、
「女王様プレイを頼みます。」
「Eよ。あんたもパンツだけになる。」
と命令口調で指示されたので楓山は急いでパンツ一枚だけの姿になった。
女王の次の指示は、
「跪くのよ、わたしの前に。わたしは女王なんだから。」
楓山はパンツ一枚の姿で女王の前に跪いた。
女王はニヤリとするとブーツを履いた右足を楓山の目の前に持って来て、
「ブーツを舐めろなんて言わないわ。チョット外すから。それからは面白くなる。姿勢は崩さないでね。」
女王はブーツを取ると楓山の背中に落とした。
ブーツは楓山の背中に当たる。それだけでなくブーツは一メートルは上に跳ね上がると再び、楓山の背中に落ちる。どすっ、という重い感触が楓山に感じられると又、ブーツは一メートルは飛び上がり、落下する。女王は、
「面白いでしょ。サイバーモーメントの新製品よ。さあ靴下を履いている私の足を舐めなさい。」
楓山は背中に苦痛を感じつつ女王の靴下を履いた右足を舐めた。少し感じたらしい女王は右手で楓山の背中に落下してくるブーツを右手で取ると、スイッチを切った。それを床に投げ捨ててもブーツは跳ね返らなかった。
女王は、
「ベッドでプレイしましょ。あそこにダブルベッドがあるから。」
二人はパンツ姿でダブルベッドへ移動した。女王はベッドに登ると、
「パンツを脱いで全裸になり、ベッドに横たわりなさい。」
言われた通りに楓山はパンツを脱ぎ、ベッドに仰向けで横たわる。女王はブーツを脱いで座ると両脚を楓山の股間に伸ばすと楓山の少し膨らんだミサイルを両足先で挟んだ。
うお!と楓山は感じた。
女王の足の裏に肉ロケットが挟まれると、前後、左右にしごかれる。柔らかな女王の足の裏の感触に楓山は一発、放出してしまった。女王は、
「もう出してしまったのね。まだ時間があるから少し話でも、しましょうか。」
「ええ、お願いします。女王様。」
だらんと横たわった自分のムスコ棒を見つつ楓山は答えた。女王は両足を開脚させて、
「なにか質問あるかしら。」
「はい、女王様の出身は何処ですか?」
女王の股間の薄いショーツは縦のスジを浮き出させている。
「ああ、それね。実はワタシ、地球人ではないのよ。」
「えっ、えええっ。そうですか。」
「ここのオーナーが地球人では、ないようにね。オーナーの星とは違う星だけど連合してるのよ。それで地球に来たの。」
「驚き杉の木です。地球より遥かに進んだ星なんでしょうね。」
「そうね。三光年は離れている所から50分程で飛んでこられる乗り物を持っている星だから。」
「おおおお、そんなにも速く。」
「日本語を勉強するのも日本の学校に入らなくてもいい。私の星まで日本語学校の講師を連れてきましたよ。彼は若い男性で私の星に永住したいらしいけど、どうなるか分からないわ。私達の星では地球の大学みたいな学校で太陽系学部地球学科というのが、あります。太陽系の惑星には皆、人が住んでいる。そのうちで一番野蛮な星が地球です。未だに核兵器を保有して日本もスグに核爆弾を量産できる事は調査済です。」
「そうなんですか、すごいな。tube抜けですね。スパイより凄いな。」
「わたし一人では、ないですから。日本が世界一、核兵器を保有できる可能性のある国だという調査報告書が私の星には届いています。」
「凄い、誰もが知らない事実なんですね。どうやって調べるんですか。」
「それは秘密だけど一つの方法としては賄賂を送ればいいという事です。そもそも日本の政治家は大抵が金で動かせますからね。Loto8の一等当選額の金を渡せば何でも話しますし、防衛大臣に渡せば何でも話します。」
楓山は心底から驚いた。
これでは国防機密なんて、あっても、ないようだ。それで楓山は、
「驚き杉の木、大麻の実ですね。アメリカとかにも貴女の星の人達は行っているのですか?」
「ええ。アメリカはインド人と中国人の国ですよ。人口が増大したら国外に人は流れ始めます。アメリカの人口の三分の二はインド人と中国人ですから。大統領だけでなくアメリカの国家の職員も人口の比率と同じでインド人と中国人ですよ。自由の女神が持っている国旗もインドと中国の国旗です。これは反対なく実行されました。」
「それでは日本は?」
「市民党の愚脳政治に着目しています。野党対策で新進民主党は市民党から政治献金を受けていますよ。その献金は、どうも貴方に回るらしい。時間になりました。すぐに新進民主党の福岡支部に行ってみると、いいですね。」
「はい、そうします。」
楓山は下着、服を着て部屋を出る。ダリヤは、
「ありがとう、ございました。お代は、いいので、お帰り下さい。」
「え、クレジット払いしなくて、いい?」
「いいですよー、気にしないで。」
宇宙人につままれた気がした楓山は店を出た。取り敢えず店の女王に言われた通りにフレッシュアイランドの新進民主党・福岡支部に地下鉄で行く。フレッシュアイランドの地下鉄駅から、それほど遠くない場所に新進民主党の福岡支部は、ある。
そういえば、あの女王に新進民主党に入党する事を勧めるのを忘れてしまっていた。
新進民主党・福岡支部に入ると若い男の男性職員が立ち上がり、
「楓山さん、会議室に行きましょう。」
と言われたので、ついていく。

それほど広くない会議室で二人は腰かけると男性職員は、
「秘密資金が入りました。BMWが新車で買えますよ。何に使っても構いません。後から政治活動に使った事に出来ますからね。この用紙に楓山さんの銀行口座を記入してください。」
と言われて用紙とボールペンを渡されたので楓山はテーブルで書こうとしたが、
「銀行の口座番号まで覚えていません。」
と話すと職員は、
「もちろんです。自宅に戻ってからメール送信でも、いいですよ。用紙は、その後で持って来て下さい。」
「あ。スマートフォンで新福岡銀行の口座番号を見れますよ。」
と答えた楓山はスマートフォンを取り出して口座番号を見つつ用紙に記入した。
男性職員は用紙を受け取ると、
「それではスグに楓山さんの銀行口座に送金します。街に出て党員獲得活動でもしてもらうと有難いですね。」
「そうしましょう。自分なりに活動して見ますよ。それでは。」
と席を立ち上がり、福岡支部を出た。
 地下鉄・フレッシュアイランド駅まで歩いて行き、駅へ降りる階段の近くで立ったままスマートフォンで銀行口座を確認すると何と、もうBMWを現金で買える金額が入金されていた。これは是非とも政治活動をしなければ、ならないと楓山は想うと地下鉄の駅へエスカレーターで降りて行った。中洲より人の多い天神へ向かった楓山は地下鉄・天神駅を出ると近くにあるATMで数十万円は引き出すと自分の財布に入れる。これは政治活動に使うのだ。
 リクルートするには、どうしたらいいかを考えつつ天神地下街を楓山は歩いて行く。
忙しそうな人より暇そうな人を見つければ、いいのだ。最近ではあるが天神地下街の更に地下、地下二階が出来ていて、そこに巨大なゲームセンターが、ある。もうすぐ昼だが、まだ午前中だ。平日の昼前からゲームセンターにいるのなら相当に暇な人に違いない。
 楓山は地下二階へのエスカレーターに乗って、地下二階へ下降していった。市民党の野党対策への官房機密費からの出費で楓山の他にはダリヤにも当てられた。
その割り当ては新進民主党党首の玉金硬一郎からの指示だ。
玉金硬一郎は父親のAVプロダクション社長の玉金玉男にスマートフォンで電話すると、
「親父、市民党から多額の献金が、あった。どうしようか。」
「ああ、それは官房機密費から出ていると思うな。新しく入った将来に見込みのない党員に渡しておけ。福岡支部の党員がいい。」
「分かった、そうするさ。こんなの初めてだったから。」
「与党の市民党の常套手段だよ。金を握らせて言う事を聞かせるためだ。次回以降も、そうするといい。」
「そうしようと思う。AVの方は順調ですか?」
「ああ、一応な。困った時は硬一郎の助けを借りたい。」
「いつでも連絡下さいな。党員も増えてきているし。(ニヤリ)。」
という会話が、あったのだ。
それを知らない楓山はゲームセンターに入った。
アダルトコーナーがある。出入り口にはロボット警備員が立っている。ロボットの知能はコンピューターであり、そのコンピューターには成人か未成人かを見分ける技能がインストールされている。
楓山はロボット警備員に何も問われる事なく出入り口を通過した。
アダルトコーナーには矢張り青年が多い。平日なのに来ている青年は休日なのだろう。ソファに座ってボンヤリしている若い男に楓山は、
「今日は休みなんですか?」
と聞いてみた。
若い男は、
「今日は派遣のシフトで休みなんですよ。」
と答えてくれた。
「それは良かった。どんな仕事を、しているんですか。」
「ラブホテルで働いていますよ。時給が、いいんです。あなたはホストじゃないんですか。」
立ったまま楓山は、
「よく分かりますね。昔、ホストをしていました。今は新進民主党に入党しています。」
「そうですか、で、党員への勧誘をしている?」
「まあ、そうなんですけど。どうですか、年間党費も安いしオンラインでクレジットカード決済で党員になれますよ。」
「うーん。どうしようかなー。」
「政治なんて関係ないと思っているでしょ?ところが大いにありますよ。ラブホテル業界を優遇する事も出来るんだから。」
青年の目は輝いた。それで、
「そうなんですか。それは、いいなー。入りますよ、新進民主党に。」
「よかった。スマートフォンでネットから入れます。。」
「スマホでネットを良く見ますよ。」
と青年は答えるとズボンのポケットから白のスマートフォンを取り出してネットを見て新進民主党を検索し、タップしてホームページを見る。
「おお、これだな・・・・ようし、と。・・・入党しました!!」
若者はクレジット決済を済ませたらしい。楓山は、
「おめでとう。僕は楓山と云います。」
「ぼく箱山です。よろしく、お願いします。」
「うん、よろしくね。」
「入党したら何をすれば、いいんでしょうか。」
と聞きつつ箱山も立ち上がった。
楓山は、
「特に何もないけど僕みたいに党員獲得も、いいだろうね。入党祝いに大人のゲームをプレゼントしよう。何か、したいゲームが、あるかな?」
箱山は店内を見渡して、
「av女優キャッチャーが、やってみたいです。でもプレイ料金が高くて・・・。」
「その料金は僕が払うから、やったらいい。さあ、行こうか。」
丸い大きなプラスチックの中にAV女優のパッケージデザインの箱に入ったラブドールが並んでいる。それをマジックハンドで掴んで引き上げると、それがプレイヤーのモノになるのだ。
 楓山は箱山の左肩に左手を当てると、数メートル先のav女優キャッチャーまで飛んで移動した。着地して箱山は驚きの顔で、
「なんというジャンプ力でしょう。楓山さんは超人ですね。」
「ああ、そうかもな。さあプレイしてみよう。」
楓山はav女優キャッチャーの料金をクレジット決済する。
箱山は喜んで、
「ありがとうございます。宇宙人子のラブドールが欲しくって。」
と言うとマジックハンドを動かした。
うまい具合に宇宙人子のラブドール・ボックスは釣りあげられて景品が出る落とし口に運ばれた。
箱山は出てきたラブドールの箱を取り上げると、
「大きいので宅急便で配達してもらいます。」
と話して、宅急便配達の受付窓口で若い女性に手渡すと住所と名前を申込用紙に記入した。
それから楓山の方に戻ると、
「明日の配達にしました。まだまだプレイできます。」
と自信満月な顔をする。
楓山は、
「それでは次は、なんにする?」
「ロボット・ファッションヘルス・プレイをしてみたいです。」
「うん、それは人間の女でも高額だね。料金は又、僕が払うさ。あの小屋だろう。行こう。」
今度は二人は歩いて、そこへ行った。
店舗はファッションヘルスの背と同じ外観だった。楓山と箱山が入ると、髭を生やした長髪の中年の男性が白のカッターシャツに黒ズボン姿で現れると両手を胸の前で握りしめて、
「いらっしゃいませ。お待ちしておりましたわーン。お客様が中々、ご来店しないのも、ちょっと高額すぎる料金設定だと思うんです。でもロボット・ヘルス女性の方がテクニシャンに設定されていますし、汗をかかないとか持続力があって疲れないとか、その他、沢山の優れた点があります。まあね、すんごい富豪の男性が徐々に御来店戴いていますので、もう一般の方は諦めようかと思っていました。
失礼ながら富豪には見えないですね、お客さん。」
それを聞いた箱山は、ムッとして
「ああ、その通りだ。富豪とは正反対だよ。出ようか、楓山さん。」
「そうするか・・・。」
支配人風の男は慌てて、
「いえ、これは大変、失礼いたしました。半額で結構で御座います。なにせロボットには電気代だけ払えば、よいのですから。私自身、貧困生活を長く続けておりました。コンピューター技術者でサイバーモーメントに勤めておりましたが、嫁さんが子沢山なのと、将来独立のための技術開発のために借金を背追い込みましたのです。最近ようやく借金も返済しましたので、どうにか暮らせるのと子供が社会人になったので養育費が要らなくなったとか、あります。
 ですので、お客様は半額で結構ですよ。お二人様ですか?」
楓山は、
「うん、二人だけど料金は二人分、僕が払う。クレジット決済出来るんでしょ?」
支配人は揉み手をして、
「ええ、どんなクレジットカードでも出来ます。」
「それじゃ先払いで・・・。」
と楓山が申し出ると、支配人は右手で差し止めるようにして、
「いえ、後払いで結構です。一号と二号室に、お入りください。三十分で十分、満足いただけます。」
楓山が一号室、箱山が二号室に入った。
楓山が見たのは和服美人、しかしロボットだ。その部屋は靴を脱ぐ場所があり、上がると床は畳だつた。彼女は正座して両手とも三つ指を付くと頭を深く下げた。
それから顔を上げると、
「ようこそ、おいでくださいました。お布団の上でプレイいたします。」
と言う。
高級そうな布団が二つ並んでいた。楓山は、
「ああ、お願いしようかな。」
と云いつつ、ズボンを降ろして上着も脱いでパンツ一枚になる。和服美人ロボットは立ち上がると、スラスラスラと着物を脱ぐと全裸になる。なんと着物姿からは想像も出来ない爆弾乳房に爆発尻だった。
彼女は、
「しずの、と申します。お客様のパンツを取らせてください。」
いつの間にか楓山と接触するほど近くに来た、和服美人ロボットの、しずのは素早い手つきで楓山のパンツを剥ぎ取った。すかさず、しずのは柔らかな右手で楓山の股間棒を握る。とスグに、それは半立ちとなる。しずのは
「わたしの乳房を揉んでください。」
と誘う。

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