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推理小説・盗まれた名画の秘密
体験版・女子校生と派面ライダー
ビルの谷間でセーラー服を着たピチピチの若い娘が、目の前に立っている痴漢風の若者を嫌悪の眼で見ると、
「助けて!派面ライダー!」
と叫んだ。彼女は右手に握り締めた、小さなリモコンのようなものをスカートのポケットの中に戻す。セーラー服の上着の胸は、未成年者とは思えない程、豊かな曲線を描いている。彼女の前の痴漢らしい男は、大声を上げられて驚いたが誰も来ないので、彼女に数歩近づき胸に触ろうと右手をあげた瞬間、
「とおおおおっ!」
という男の掛け声が聞こえて、痴漢らしき若者は右手を蹴られていた。
「うわっ。」
痴漢のような青年は声をあげた。彼の眼には、白のアイマスクのようなもの目の辺りにつけた中年の男性、服装は白バイの警官に似たものだが、白バイの警官の服装の白い部分が赤色になっている、その男が連続的に右足を上げたのが見えた瞬間、頭のこめかみを蹴られてドウ、とアスファルトの地面に痴漢未遂のその男は倒れた。
顔はどう見ても二十歳のセーラー服の女は、そこそこのいい女だ。彼女は両手を胸の前に握り締めて祈りのようなポーズを取ると、
「ありがとう、派面ライダー。」
と感謝の言葉を口にした。
白バイの警官に似たその中年男は、
「いえ、どういたしまして。ここらを通りかかっていたものですからね。今日は水曜日で、ぼくの休みの日ですよ。リモコンの無線で呼ばれたのに気づきました。」
と照れながら自分の行動を説明した。ビルの谷間で人は通るのが少なく、道の先は行き止まりでビルの壁だ。大人二人が横に並べば道は塞がる。人の通っている道からは五メートルは離れている。派面ライダーと呼ばれた男のバイクは、谷間の入り口近くに停めてあった。
「派面ライダー、お礼に抱いてください。」
セーラー服の二十歳の女はビルの壁を背に、声を中年の背は中背で白いアイマスクの男にかけた。
「ええっ?いいのかなー、そんな事して。」
「ここなら、人も気づきません。あんな勃起もしない若い奴に触られるより、中年のあなたの方が好き。」
百五十六センチの彼女は、大きな胸を自分で両手で掴むと、
あはん、と悶えた。それを見るなり派面ライダーは白バイの警官の服装に似た格好で女子校生に近寄ると、
「ごっつあんしようかな。いただきますよ、あなたを。」
と言うと、彼女を抱きしめた。大きな胸が派面ライダーの腹の上あたりで潰れる。派面ライダーの右手は女子校生のスカートの尻を撫で擦った。尻を触られて彼女は、喘ぎ始める。
派面ライダーは、そこで顔を下に向けていって彼女にキスをした。彼女は派面ライダーの中年の唇が触れると、唇を開いて舌を出し派面ライダーの唇を舐める。中年男の派面ライダーも唇を開き、女子校生の唇の中の赤い舌に自分の舌を絡めた。
派面ライダーは女子校生のスカートの前を擦ると、彼女の股の間はスカートの上から触っても濡れていた。女子校生は唇を離すと、
「派面ライダー、早く入れてよ。」
と、おねだりした。
「ああ、わかったよ。」
すでに勃起していた彼の股間のモノは、ズボンの膨らんだところが女子校生の臍の下あたりに当たっていたのだ。
派面ライダーは女子校生のスカートの中に手を突っ込むと、ショーツを下げて彼女の膝の辺りまで下ろした。それから自分のズボンのジッパーを降ろすと、容易に大きなキノコのようなモノはパンツの切れ目から突き出てくる。
派面ライダーは膝を屈めて、少し上げると彼女の濡れた裂け目にスルリと淫欲棒を入れた。女子校生は、
「はああああーっん。こんなところでするのは、初めて。」
と悶え始める。彼女のピンクの内部は、ざらついていて自分の淫欲棒が刺激されて気持ちいい。太陽は南中していた。真上から照りつける太陽の光は、女子校生の淫欲裂から派面ライダーの淫欲棒が出ては入るのを照らしつけている。そのうち中年の派面ライダーは膝が痛くなってきた。ので、淫欲棒を一旦抜いて、
「バックからしようよ。膝が痛くてね。」
と女子校生に話す。
「いいよ。後ろから突いてくれた方が、もっと気持ちいいかも。」
女子校生はクルリと向きを変えると、ビルの壁に両手を突いて大きな尻を突き出すとスカートを右手で上げた。
すいかのような彼女の尻肉の下の中央には、もっこりとふくらんだ肉の中心に淫欲の裂け目が派面ライダーの眼についた。彼は、まだ天を向いている自分の欲棒のかたまりをズーン、とスムーズにズームインさせたのだ。
「ああん、大きいのを感じるわ、派面ライダー。」
女子校生は、黄色い声を上げる。派面ライダーは、赤い手袋をしたまま彼女の尻を抱えて思う存分、突きまくった。ずんずん、ずいっずいっ、と。「ああん、もう、こわれてしまいそうだわっ、いい、天国にいきそうっ。」
十分もすると、女子校生の内部の締め付けが強まってきて派面ライダーは、
「ああ、おっ。」
と声を上げると、どくっ、どくっと女子校生の淫穴の中に出しきれるものは全て出した。
波山飛苧(なみやま・とぶお)四十歳は、うだつのあがらないサラリーマンだった。福岡市内の不動産会社に勤めているが、不動産会社を転々としていた。主に賃貸住宅の仲介をしている不動産屋を流れ歩いている彼は、いつでもヒラの社員だ。
福岡県福岡市は人口百五十万人を越えて、マンションやビルも増える一方、不動産会社も増えているので競争は厳しい。
東京からの不動産会社も参入してくる。福岡市の都心部は東京さながらの人口密集地帯で、いつの日か二百万を超える人口になるに違いない。
波山飛苧の父は福岡県庁に勤めとおした役人で、長男の飛苧に波の山を越えて飛ぶ飛び魚のような人間になってほしいという思いから飛苧と名づけたのだ。
高校を出た飛苧はバイク便のライダーとなって、重要書類を届けて回っていたが、働きながら学べる不動産の専門学校に通い宅地建物取引主任者の資格を取り、不動産会社に転職した。
しかしながら不動産物件の案内などは自動車で回るのが常だ。飛苧は自動車運転免許も持っているので、顧客の案内も会社の車で行っていたが、好きなバイクに乗れないので不満が、つのっていた。
飛苧は三十にしてワンルームの中古分譲マンションを買い、そこで暮らしている。福岡市の中心に近いワンルームマンションだ。三十五歳の時に変装趣味を覚えて、白バイ警官の服装を購入した。白い部分を赤く染めると、250ccのバイクに乗り、サングラスを掛けて車道を走った。
道行く車の運転手やバイクの運転者は彼を白バイの警官と間違えた。よく見ると赤い色の部分がある服装なので、気がつくはずだが気がつかない。飛苧は爽快になった。
彼はマンションの七階にある自分の部屋に戻ると、アイマスクに似た、目の部分は穴の開いたものを両目に当てて後頭部にゴムひもを掛けると、
「変チン、」
と声を出しながら、両腕をまっすぐにして肩の上に上げた。万歳の格好に似ているが両手のひらは前にではなく、横を向いている。互いの手の平が向き合っている形だ。
「おおっ。」
と飛苧は次に声を出すと、両手を降ろして股間に持っていく。両手でズボンの上から自分のモノを触ると、すでにそれは固く太くなっていた。
(いけるじゃないか。これで、変チンすれば即、勃起している。どんな女とも、すぐにやれるだろう。とはいっても、若い女となら、だが。)
飛苧は高級物件を案内したキャバクラの女性と、その部屋に行った時に、二十三歳のその可愛い女は、
「誰も居ないしさ。ここでセックスしようよ。」
と玄関のドアを飛苧が閉めた時に誘った。
「え、まさか、そんなこと、できるわけないでしょう。」
飛苧は一応、否定した。キャバクラの可愛い女は、ふんと笑って、
「勇気ないのねー。わたし、お客さんから毎晩誘われているけど、五人に一人としかセックスしないのよ。今は二月で客が少ないから、マンコに入れる本数が減ってるからさ、あんたのモノ入れてくれたら、ここの部屋に決めるよ。」
と話して、スカートを自分の胸まで引き上げた。
彼女の股間は真っ赤なショーツだった。まるで闘牛が闘牛士の赤い布キレに誘われるように飛苧は興奮して勃起した。
「お客さん、いいんですね。会社には内緒ですよ。」
と灰色のズボンの前を膨らませて、飛苧は聞いた。
「そんな事、誰にも言わないわよ。立っているじゃない。ちんこ出したら?」
とキャバ嬢は挑発した。
「出しますよ。そーれ。それから、こうする。立ちシックスナイン。」
飛苧は瞬時に自分の肉棒をジッパーから引っ張り出すと、キャバ嬢の前で逆立ちをして、手を交互に動かして逆立ちのまま、身を反転させた。
立っているキャバ嬢の目の前に、飛苧の勃起肉棒が床を向いて硬直していた。
「ええー、凄いわ。しゃぶるね、ちん棒。」
細い白い指でキャバ嬢は飛苧の血管の浮き出たモノを握って、亀頭から口に入れると、
ふぐ、ふぐ、と音をたてながら自分の頭を長い髪を振って上下に揺らせた。飛苧の目の前にキャバ嬢の股間はなかった。
「泉沢さん、あなたのオマンコは見えませーん。」
と逆立ちして太くさせた肉棒をしゃぶられながら飛苧は、わめいた。キャバ嬢は口から太い肉棒を抜くと、
「ごめん。しゃがむわね。ショーツは、わたしがおろすよ。」
彼女はしゃがんでショーツを膝まで降ろすと、そのまま自分の割れ目が飛苧の顔の前に見えるように近づけた。ああ、かわいいキャバ嬢の男の棒を咥えたくてしょうがない膨らみと少し開いたピンクの縦の裂け目が飛苧の眼にうつったのだ、彼は逆立ちの手を交互に少し進めると、キャバ嬢泉沢のマンコの縦の淫裂に口をつけて、舌を出して舐め捲くると、
「ああー、いいわー。逆立ちしている男にアソコを舐められるのは初めてよ。」
と悶えて自分の乳房を両手で持って飛苧の床に向いて硬直している肉を乳房にはさんだ。上着の上からではあるが、気持ちいい、と飛苧は感じると
ピュッ、ピュッ
泉沢の上着の胸に射精してしまった。彼女は慌てて、
「ちょっとー、何するのよー、この上着、高いんだから。カシミヤなのよ、五万するの。」
文句を言う。萎えたチンコは、やはり逆立ちしているので床を向いている。その姿勢で飛苧は、
「すみません。ここの家賃七万円でしたね。手数料は一か月分なので、五万円ぼくが払いますから。」
と話す。キャバ嬢は、にこりとして、
「そうしてね。わたしの福岡銀行の口座に入れといてよ。もし振り込まなかったら、この件は、あんたの会社にばらすわよ。」
「わかりました。なるべく早急に・・・。」
「いつまで逆立ちして小さなチンコをぶらさげてるのよ。」
「すみません。戻ります。」
飛苧は手を動かすと、背中を泉沢に向けて足は彼女の目の先の床面に下ろした。着地して慌てて小さくなったモノをズボンに仕舞い込んだ。
というような過去もあった。紹介した部屋で水商売や風俗の女は誘ってくる場合もあったが、思うように挿入した事はない。それは追々、彼の追想で出てくるかと思う。
さて、彼の変チンポーズだが、飛苧は変チンと叫んで両腕を真っ直ぐに天に上げた時に、頭の中でAV女優の裸体を思い浮かべる事にしている。旬の女優がいい。数年前に人気があったAV女優も、いつのまにか消えてしまうことが多いものだ。
「変チン、」
でAV女優の裸の股間に頭の中の視線を合わせると、むずむずと肉棒に血液が流れ込み、
「おおっ。」
で完全に勃起している。
最初に暴漢に追い詰められた女性はキャバ嬢だ。彼女は中洲のキャバクラ、「女子校生」に勤めている。波山飛苧も時々、遊びに行くキャバクラである。彼は、
「おれ、変身ポーズでチンコ立てられるんだ。」
と接待している女子高のセーラー服を着た二十歳のキャバ嬢に話した。
「きゃっ、チンコなんて露骨だわ。でも、すごいのね。」
と持ち上げてくる。
「ここで、して見せようか。」
「いいわ、やってよ。」
飛苧は立ち上がると、
「変チン、」
と叫び、両手を手のひらを内側に向けて真っ直ぐに挙げた。その時、彼の頭の中にはAV女優の裸が浮かんでいる。
「おおっ。」
と叫んで、股間に手を回すと、完全に勃起しているのが、目の前にいるキャバ嬢にも分かった。その二十歳のキャバ嬢は手を叩いて、
「すごいなー。ちんこ、立ってるわ。変チンのポーズ、ここのみんなに伝えておくから。」
と話した。
体験版・sf小説・未来の出来事59
マトモは相談員に言われた通りに椅子に座ったまま股間を開いた。それを覗き込んだ相談員は、
「おお。これはマトモですよ。取り付け型男性器を取り付けられるようにコンセントがありますね。少量生産なので取り付け型男性器は安くは、ないけどクレジットカードでも買えます。」
と得々と説明した。マトモは目をキョロキョロさせて、
「僕自体は、お金というものを持っていません。ですので御主人様に聞いてきます。」
「ああ、そうした方が、いいでしょう。」
と相談員は頷く。
豪華な邸宅に戻ったマトモは主人の富瓦保に、
「御主人様。わたくしめ、は取り付け型男性器を取り付けたいのであります。どうでしょうか?」
ソファに腰かけている富瓦保は少し驚いて、
「何を言うかと思ったら、その事か。いいよ。取り付けても。費用はワシが持とう。といっても、マトモ、おまえには長い間、給与も払わなかったね。よし、新車一台買える金を渡すから使ってきて買えるように。」
と語ると、テーブルの上に置いてある札束の一つをマトモに渡して、
「財布が要るな。はい、これが財布。この中に札束を入れなさい。」
と黒の本革の長財布も渡した。
外に出たマトモはタクシーを呼び止めて乗る。運転手も男子ロボットだった。運転手は、
「お客さん、ドチラまで行かれますか?」
「うん、女と遊べる所がいい。」
「分かりました。新中洲に行きましょう。」
タクシーは発車した。
富瓦保の屋敷は福岡市の郊外にあり、新中洲までは移動に時間が掛かる。故に絶対的に安全運転するロボットタクシーはノンビリと移動して行き、運転手は、
「お客さん、ワタシもロボットですけど、お客さんもロボットでしょ?」
「え?ああ、そうだよ。よく分かるね。」
「それは、もう、ワタシの人工知能に識別機能が埋め込まれているんでさあ。人目見ただけで気づきました。」
「ふうん。ロボットには悩みは、ないんだけど最新のバージョンの僕なんかには悩みという機能が、ついている。」
「へええ、そうなんですか。もしかして、女に対する悩みとか?ですか?」
「その通りだよ。美人と性交したくなってね。」
「おおお。それは、それは。新中洲に行く人間のお客さんは女と遊びに行く人が、ほとんどですよ。ワタシ、女と遊ぶって何だか分からないけど電子書籍で学習すると、女の股間のマンコが、その対象らしいんですね、お客さん。」
「そうだな。ウチの美人ロボットは私の御主人様の股間の長くなった肉棒を股間に入れられて喜んでいたんだ。だから僕も美人ロボットに、そうしてやりたくなった。」
「ああ成程ね。ワタシは、まだ、そのセックスとやらを、した事ないんでさ。頑張ってくださいよ。」
マトモはハッとして、
「そうだ!僕は股間に何にも、まだ、ついていない。ロボットにペニスを付けてくれる所を知らないかい?」
「ああ知ってますよ。格安でペニスを付けてくれる所。」
「そこに行ってくれよ。」
「はいはい、行きます。」
タクシーは方向を変えて走った。
静かな町の一角に大きな病院があった。その敷地内の駐車場にタクシーは停車して運転手は、
「ここですよ。入り口から入って受付で聞いてみると、いいです。」
と案内してくれた。
マトモは財布の中から現金を取り出して運賃を払うとタクシーを降りて病院に向かう。白い大きな建物に入ると大勢の人間の待ち人が座っている。受付に行き、マトモは、
「人工ペニスを付けて欲しいんですけど。」
と白衣の受付の若い女性に告げると、
「はい。ロボット様は健康保険は使えませんので全額負担して、いただきます。泌尿器科に行ってください。今なら待つことは必要ないです。」
と泌尿器科への順路を教えてくれた。
マトモは急ぎ足で歩くと泌尿器科のドアを開く。中には眼鏡を掛けた中年の医師が白衣で座っていたがニッコリして、
「やあ、どうぞ。そこに座って。」
と医師の前の椅子を手で示す。
マトモが座ると医師は、
「今日は、もしかして人工ペニスの移植かな?」
「ええ、そうなんです。僕もペニスが欲しいです。」
「うんうん、分かった。しかし君はオシッコもしなくていいだろ。」
「ええ、そうですねえ。そのためじゃなくて。」
「ああ。勃起するペニスが要るのかね?」
「そうです、先生、お願いします。」
「おお、よし。来るとは思っていたが、君が初めてだ。初めての手術なので安くしておくよ。フランス料理のフルコースの値段でいい。」
「それなら払えます。」
「よし。それでは、あの白いベッドに行って下半身はズボンを脱いで寝るように。」
「はい、そうします。」
マトモは手術台であるベッドに行きズボンを脱いで寝た。パンツなどは履いていないのだ。
医師はバイブレーターに似たものを左手に、ぶら下げて現れると、
「それでは、コレを取り付けるから。」
マトモの股間にバイブレーターのようなものが取り付けられた。そして医師は、
「君の意志で勃起は出来ない。それは人間の男だって自在に勃起できる人は稀だろう。バイブレーターには人工睾丸も付いている。右の金玉を握ると勃起して左の金玉を握ると勃起は萎える。便利だろう?やってみて。」
マトモは医師に言われた通りに右の金玉を握った。すると勢いよくバイブレーターは勃起した。勃起角度も若者のソレだ。
マトモは自分の股間を見て、
「おおスゴイ!見事に勃起してます。」
医師はニヤリとして、
「勃起チン長は19センチ。日本人の女なら一番満足する長さだよ。ただ電力消費も凄いから、十分間を目安に左の金玉を握って萎えさせる。やってみて。」
マトモは医師に言われた通りに左の金玉を握る。すると急速にバイブレーターは萎えてマトモの股間にダラリと垂れ下がった。医師は、
「よし、手術成功だ。受付で手術代を払いなさい。では又、何かあったら来るように。」
と満足げに語った。
股間に少しの重みを感じるマトモは立ち上がると手術室を出て行った。
病院を出るとマトモはタクシーを拾った。今度は初老の男性運転手だった。マトモが、
「新中洲に走って下さい。」
と告げると、
「はい了解しました。」
車は動き出す。
運転手は終始無言のまま、タクシーは新中洲に到着した。
マトモは財布から札束を取り出すと料金を払う。
道は歩行者天国となっていて両側に風俗の店が建ち並んでいる。ここは知られざる観光名所となっている。
人口大減少のため、九州各地、本州の中国地方の風俗店が倒産多数となった。そのために福岡市の風俗地帯に、その地域からの客が訪れる。南は鹿児島のならず、沖縄から本州からは岡山からも客が殺到する。
新中洲も福岡市中央区の埋め立て地にあるが、大駐車場は常に満車となった。そこから各地からの客も新中洲の風俗店に足を運ぶ。だから昼でも歩行者は多い。
マトモには風俗店の見別けも付かないので取り敢えず目に付いた店に入る。ファッションマッサージ「スペース・スチュワーデス」という店名で店内に入ると宇宙服を着た男の支配人が、
「いらっしゃいませ。ようこそスペース・スチュワーデスへ。只今、割引で御利用できます。指名なされますか?」
「いや、いいです。美人なら、誰でも。」
「かしこまりました。当店は美人ぞろいです。それでは、こちらの部屋へ、どうぞ。」
案内された部屋へマトモが入ると宇宙服を着た女性が頭を下げた。豊かな胸は隠せない美女だ。さっそく美女はマトモの股間に手を遣るとズボンのジッパーを降ろし、パンツの中からマトモのモノを取り出した。美女は目を見張ると、
「立派なものです。」
と話して右手でシゴキ始める。
五分しごいても何の変化も現れないので美女は、
「お客さん、今日は体調が悪いんですか?」
「そんな事ないよ。僕の右の金玉を握ってごらん。」
美女は言われた通りにした。
するとマトモの肉竿は勃起して19センチになる。
「きゃあ!すごく太くて長いんですね。わたし脱ぎます。」
彼女は宇宙服を脱いだ。
下着も付けていない美女は瓜のような乳房を顕わし、股間は黒の密林で覆われている。彼女は膝を曲げてマトモの勃起棒を口に含むと巧みにフェラチオしていく。マトモは、
「おお・・ああ・・。」
と感じた声を出した。
人工ペニスなのにマトモは感じてしまった。感じるとは思わなかったのだ。マトモの人口脳内に刺激を伝達する優れものなのだろう。人工神経が張り巡らされているロボットのマトモだ。美女の口内感覚と舌の動きはマトモを狂わせそうになる。が射精までは出来ない。二十分フェラチオをしても出さないので美女は壁の時計を見て、
「お客さん。時間です。強いワー。」
「うん、ありがとう。」
マトモは自分の左の金玉を握った。すると肉竿は急速に萎えた。
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宝山水子は動画が終わったのでパソコンをスリープにすると、
(なんだか凄い話だわ。あんなロボットは、いないわよねー。)と思うと眠くなったのでベッドに行き服を脱いで下着姿になるとパジャマを着て寝た。
不動産セミナーは午前10時から始まる。水子は遅れないように会場に入った。小さな会議室みたいな場所で聴衆は十人程度だ。10時になった。背広姿の司会の男が、
「それでは富瓦保氏による不動産投資セミナーを始めます。富瓦先生、よろしく、お願いします。」
ホワイトボードの前に座っていた初老の男性が立ち上がると、
「みなさん、本日は、お集まりいただき、ありがとうございます。」
水子はアッと叫びたくなるのを抑えた。ホワイトボードの前にいるのはアダルト動画で見た大富豪の富瓦保とソックリそのままなのだ。背広姿の富瓦は、
「誠に急速な展開では、ありますが本日は新しい時代のラブホテル経営という事で、お話をさせていただきます。」
「日本の人口は大減少しましたが、その大半は老人であります。老人にラブホテルは、ほぼ不要なのでありまして、したがってラブホテルは、これから儲かる産業となります。結婚できない若者もラブホテルで欲望を満たすのであるのです。
かくいう私も数軒ほどラブホテルを所有しています。
毎日、ほぼ満室ですから収益も、かなりなものとなっていますよ。特に東京に持つラブホテルは盛大なものです。
ラブホテルは一般客の他、アダルトビデオの撮影にも使われますからね。とても需要が、あるんです。」
そこで富瓦はニヤリとすると、
「やはり東京のアパート、マンションは小さいものが多く特にアパートは隣との壁も薄い。異性との関係を持つ行為は声を出す事になりますから。車を持たない人も多いのが東京ですからタクシーは盛況です。
ラブホテルへはタクシーでないとバスや電車では不便ですから。ラブホテルオーナー多くがアロナワクチンで死にました。後継者である子息もラブホテル経営する気が無くて売りに出しています。売りに出されて閉鎖しているラブホテルも多いのです。
東京だけでなく全国的に、そういう状況です。ですから、そういうラブホテルを皆さんから集めた投資金で買い取り、複数の方にラブホテルオーナーになっていただこう、というファンドも計画中です。」
そこで富瓦保は聴衆を見渡した。聴衆は、いずれも富裕層な人ばかりだ。一人の男性は椅子に座ったまま、
「いいですね。富瓦先生、僕、出資しますよ。」
と話した。
他の数人も、
「私も出します。」
「私も参加します。」
という声が上がった。富瓦は笑顔で、
「ありがとう、ございます。それでは、このラブホテル投資ファンドについて説明します。」
ラブホテル投資ファンドへは新車一台購入分位の費用で投資できるというものだ。宝山水子はファンドに投資する事を決めた。
説明会が終わりファンドに参加する人は個別に別室で対応するという事で水子は順番待ちで椅子に座って待った。やがて呼ばれたので別室に入ると富瓦保がテーブルの向こうに座って待っていた。富瓦は、
「ようこそ。椅子に座ってください。」
と楽しそうだ。水子を見ると、
「お名前を、どうぞ。」
「宝山水子と申します。」
「水子さん。もしかして水子の霊の水子ですか?」
「ええ、そうなんです。」
「気にされる必要は、ないと思いますよ。水のように流動的に投資をする事が大切です。そういう意味で、いい名前ですよ。」
「有難うございます。富瓦さん、わたし、あなたとソックリな人を見ました。」
「ほ、そうなんですか?世の中には自分似た人は何人かいる、と言いますからね。」
「アダルトビデオで見たんです。」
「ああ、それね。実は僕の弟が俳優なんですよ。だから兄さんの役でアダルトに出ると言ってました。」
「なるほど、わかりましたわ。」
「あれは僕も見ていますよ。実の弟だから兄の真似は、しやすい。」
「ビデオの中のような豪邸に、お住まいなんですね。」
富瓦は西洋人のように肩をすくめて、
「いや、あんなに大きくは、ないですよ。必要もないし。」
「美人ロボットを購入されたとか。」
「それも、ないですね。ま、僕は独身ですけどね。あのビデオは飽くまでも作り物ですからね。」
「なーんだ。そうだったんですね。死別された奥さんが、いらっしゃるんですか。」
「いえ。ずっと独身なんです。僕は不動産で財を作りましたがケチなんでね。妻を養うなんて金の要る事は出来なかった。ラブホテルにしても、男女の情事に興味があるとかの理由ではなくて、儲かるからなんです。不倫目的の利用もあるし、女遊びのためにあります。
倫理なんて考えていたら金儲けは出来ませんよ。僕は聖人君子では、ないです。宝山水子さん、貴女もそう思いませんか?」
富瓦保は真面目な目をして水子を見た。水子は、
「わたしも倫理なんて考えませんし、わたしも独身ですわ。」
「おお、そうなんですか。あなたのような美人が珍しいですね。今までも独身?」
「そうです。」
「ならば財テクは必要ですね。」
「不動産を幾つか持っていて、それで暮らせますもの。」
「うーん、既に大家さんですか。ラブホテル投資ファンドは小額から投資できますが上限は、ないですよ。集まれば集まるほどラブホテルを買えます。今が最低の人口の日本ですから、これから若者は増えますし、ラブホテル利用は増えるばかりなんです。」
と富瓦保は断言した。水子は、
「可能な限り投資します。」
「有難う。それでは見積もり案内書をメールでお渡ししますので、電子契約書として了解していただき、可能な投資金を弊社の銀行口座に、お振り込みください。」
「スマートフォンからでも出来ますか?」
「はい出来ますよ。」
「富瓦さん。セミナー終了後に、お会いしたいんですけど。」
「え?いいですよ。あと数名の方で終わりますから会場で待っていて下さい。」
水子は個別案内の部屋を出て会場に戻る。残りの二名が、それぞれ間を置いて呼ばれ個室に入り、出てくる。会場には水子一人になった。
そこへ富瓦保が現れると水子に近づいてきて、
「お待たせしました。行きましょうか。」
宝山水子は立ち上がると、
「はい。お供します。」
二人は会場を出てエレベーターに乗り一階へ降りてビルを出た。歩道を歩きながら富瓦保は、
「丁度昼食の時間ですね。私が御馳走するから、ついて来てください。」
「はい。いただきます。」
彼らの左手に激安食堂が、あった。中に入ると人で、ごった返していた。カウンター席は満席、奥の二人掛けのテーブルが空いていたので富瓦保は、そこへ行き腰かける。それに向かい合わせて水子も座る。昼のランチは確かに安いものだった。並んで待っている人達は、外では行列を作っているらしい。富瓦は、
「なるべく急いで食べてください。」
と語ってから激安ランチを食べ始める、水子も急いで食べた。
外に出ると行列が出来ていた。
富瓦はタクシーを呼び留めた。
車内の後部座席で、
「糟屋郡のラブホテルまで。どこでもいいから見つかり次第停車してほしい。」
と指示した。若い男の運転手はバックミラーで後部座席の水子を見るとニヤニヤしながら、
「了解です。発車します、行きます、出ます、駆け抜けますー、」
と言わなくていいような言葉を発すると車は動き出した。
福岡市の東が糟屋郡だ。
昔から車道沿いにラブホテルが建っている場所もある。
水子はドキリとしたが、富瓦となら経験してもいいと思った。
タクシーが糟屋郡に入ると車道の幅が狭くなる。そのまま北九州市に向かうと車道は段々と広くなり、道路の脇の樹木はヤシの木のような樹が並んでいる。
左手の方には海岸が見える。その近くにラブホテルは、あった。運転手は、
「左に見えます、あの建物はラブホテルで、ございます。あそこに、なさいますか?」
富瓦は、
「うん、あそこに回してくれ。」
タクシーは幹線道路を左に外れて、横幅の広い建物に近づいて行く。建物の前面に温泉マーク♨が見えた。
その建物の前のロータリーにタクシーは停車して富瓦がスマートフォンで運賃を決裁した。運転手は、
「この度は御利用、誠に有難うございました。又の御利用を心より、お待ちしております。」
と普通のタクシー運転手とは、まるで違う言葉で礼を言った。
タクシーを降りて二分で温泉付きラブホテルに富瓦と水子は入った。温泉の持つ硫黄の匂いがする。
富瓦はスイートルームらしき部屋へ水子を先に入れた。
天井からは豪華なシャンデリアが部屋を贅沢に見せている。
富瓦の顔つきは変わらず、
「ここのラブホテルも買収予定なんですよ。こんなところに連れこんで何でしたね。でも実物を見るのが一番いいから。」
と、さりげなく話す。
水子はホットした顔で、
「富瓦さんと経験するのかと思いましたわ。」
「いや、顧客と関係を持つなんて私には出来ませんね。ビジネスとは、そんなものです。」
「ビデオのように富瓦さんは美女ロボットを所有しているのですか。」
「いいえ。私はロボットは苦手なんですよ。女性も苦手なんですが弟は違う。富瓦守っていうのが本名ですが、俳優名は幾つか持っています。アダルトに出る時も名前は変えています。人相さえ変えますから同じ人物とは気が付かれないらしいですよ。本人が話していましたから。」
「そうなんですか。」
「私より少し下で63歳です、弟は。実生活でも女が3人います。東京に住んでいるんですよ。出身は私と同じ福岡市です。父は幅広く不動産業を営んでいました。
それで私も早くから宅地建物取引主任者の資格を取り、父の不動産会社に入社しました。去年、父は亡くなりましたが弟は別の世界に東京に行き、飛び込んだんです。それは役者の世界です。」
富瓦はダブルベッドの片隅に腰かけると、
「宝山さんも、そこにソファがありますから、腰かけてください。」
「はい、失礼します。」
水子は深い座り心地の水色のソファに座る。富瓦は、
「弟もラブホテル・ファンドに金を出したいと言っています。神奈川県のラブホテルも買収予定で、実際に弟にも、そのラブホテルに行かせていますが、三人の女を日替わりで抱くそうですよ。それで実際のラブホテルの泊まりやすさとかを報告してくれます。それに給料は出してあげていますけどね。
ウチの会社の社外取締役にしています。やはり父譲りなのか不動産に対する目利きは持っていますよ。不動産屋の役を弟がやると本物みたいです、宅建の資格は弟は持っていないけど・・・。」
「素晴らしい弟さんですね。」
「うん、まあね。それが奴も独身なんですよ。子供も、いないし、それは私と、おんなじだ。結婚しろよ、と言っているんですが、
「兄貴だって独身じゃないか。」
と反論されると何も言えません。」
「わたしだって独身ですもの。」
「あなたは若いし、これからですよ。でも弟は歳だからね。誰か、いい女性を知りませんか。」
「知りませんわ。」
「うーん。そうですかー。そうですねー。」
水子は親友の弓島篠江を思い出した。それで、
「わたしは知らなくても友達は知っているかも知れません。ちょっと聞いて見ます。」
富瓦保の顔に希望が差し込んで、
「それは是非、お願いしますね。」
と言い頭を下げる。
「まあ、頭を下げて、いただかなくても。恐縮ですわ。電話してみます。」
と水子は云うとスマートフォンを取り出して通話する。
「あ、篠江?水子よ。今、あなた暇?」
「うん、今日は休みになってしまったの。水子は?」
「わたしも休みみたいなものよ。今、ラブホテルに居るの。」
「ラブホテル?一人で居るんじゃないでしょ。」
「もちろんよ。お金持ちの叔父様と一緒にいるワ。」
「うわあー、いいわね。パパ活でも、してる訳?」
「そうじゃないわよ。篠江、貴女も来て欲しいのよ、ここのラブホテルに。」
「ええーっ?3Pでも、するのかしら?」
「そんな事じゃないから安心して来てね。」
「場所は何処なの?」
水子は富瓦保を見ると、
「ここの住所とか分かります?」
「糟屋郡波高町のスグニキテホテルです。スマートフォン検索でも出るし、タクシーの運転手に言えば分かりますな。」
水子は、
「糟屋郡波高町のスグニキテホテルですって。」
と又、富瓦を見ると、
「何号室ですか?」
「1010です。」
「篠江、1010ですって。」
「それならタクシーを拾って行くわ。」
「うん、待ってる。」
通話を切ると水子は、
「弓島篠江という私の友人が来ます。彼女もモデルとかコンパニオンも、しています。」
「それは、ありがたい。楽しみですね。」
と富瓦保はニコヤカな顔になる。
弓島篠江はフレッシュアイランドの路上でタクシーを拾った。「糟屋郡のスグニキテホテルまで。って分かります?」
中年の運転手は帽子を被りなおすと、
「わかりますよー。よく行きますので。」
と答えて車を発進させた。
運転手はバックミラーで篠江の顔を見ると、
「お客さん、あそこはラブホテルですよ、スグニキテホテルは。」
「ええ、そうらしいですね。」
「お。それなら、お楽しみですか。いーですねー。」
「フフ。そうでもないらしいのね。」
「ええっ?そうなんですかー。仕事。とか。」
「じゃないかなー、と思うの。」
運転手はバックミラーで篠江を、もう一度見る。顔は美人だし胸は豊かだ。ゴクリと生唾を飲みこむと運転手は、
「お客さん。運賃を四分の一に出来ますよ。ある事を了解して頂くと。」
「そうなの?ある事って・・・。」
「いやね、お客さんの姿を赤外線カメラで見る事が出来るんですけど、勝手にすると犯罪になりますから。お客さんの了解を得て、それで運賃は四分の一に出来ます。」
「えっ?そんなことが出来るの?」
「ええ、これ私の個人タクシーです。」
「ああー、そうなのね。赤外線カメラで見ると私の洋服が透けて見えるの?」
「ええ、そうです。」
涎を垂らしそうな運転手の顔だがハンドル捌きはシッカリしている。篠江は心配そうに、
「私の裸を見て運転は大丈夫なのかしら。」
「はい、自動運転に切り替えてから赤外線カメラを作動させますので。」
「そうなの、それなら赤外線カメラで見ていいわよ。」
篠江は後部座席に深く座って胸を張り、股間を広げてみる。
運転手は自動運転にして赤外線カメラを作動させた。
運転席のモニター画面に篠江の洋服が透けて豊満な胸はブラジャーも透けさせた。股間にカメラレンズを合わせると、篠江の白のショーツも透けて見えて黒の陰毛が黒々と茂みをなしているのは性欲を強力に誘発した。
運転手はスグに半勃起した。そして、
「お客さん、わたしゃ立ちかかっています。でも自動運転だから大丈夫ですよ。」
「うふふ。立ちが速いのね。わたしのオマンコの割れ目も写っている?」
「はい、見えます。あ、全勃起です。」
「運賃は四分の一で、いいのね。」
「あ、はい。もうタダでいいです。」
「そう、嬉しいな。」
篠江は股間を大胆に広げた。運転手は、
「おほっ。オマンコの割れ目が丸見えです。」
「いいのよ。そうなるように、したんだから。」
「すっごい、もう出そうです。」
「出したらいいのに。」
「でも仕事中ですし、我慢します。」
篠江は股間を更に開いてショーツの上から二本の右手の指で陰唇を開いた。
運転手の目はモニター画面に釘差しとなった。モニター画面には篠江の女陰唇がハッキリと映し出されているからだ。
「すんません、出していいですか。」
「ええ、いいわよ。車内を汚さない方がいいと思う。」
「ええ、それは準備していますから。」
運転手はティッシュペーパーを取り出すとズボンのファスナーを下げてパンツの中から雄々しく隆起したモノを取り出すとモニター画面に映った篠江の全陰唇を見て射精する。左手のティッシュに上手く収めたらしい。
タクシーは停車した。
スグニキテホテルの前のロータリーに到着したからだ。運転手は後部ドアを開けると、
「お客さん、ありがとう。運賃はタダにします。」
「ほんとう?嬉しいな。それじゃあね。」
篠江はタクシーを降りた。
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