彼女がいる、彼氏がいるというほどでなくても、
日本語の「いる」には異性の要素があるようです。
つまり、女性に「いるの?」
と聞くのは、
彼氏が、いるの?の省略形ですが、
「います。」
とその女性が答えれば、彼氏がいる、という
事になります。
男同士なら、小指を突き出して、「いるのか?」
という会話も成り立ちますね。
AV男優の中には、奥さんがいるのに出演していたという
人もいます。ばれたそうです、それで離婚という話にまで
なったそうですが、おれが食わせてやってるんだからとかいう
事で別れる事はなかったらしいです、それから先はわかりませんが。
彼女がいるのにAV男優、とか彼氏がいるのにAV女優という人達も
います。又、いました。
女性が男性に猛烈アタックしたが、男の方は全く反応しない場合、
「そう、いるのね。」
という女もいると思います。
女性で省略した話を好む場合、
既婚の男性と思われる相手に、「いるの?」
と聞く場合もあります。
奥さん、いるの?という事で、いても、
「いないよ。」
と答える既婚男性もいるでしょう。
で、それから交際を始めて、しばらくたって奥さんがいる
事がばれたりすると、
「いないって言ったじゃない、いたのね。」
という言葉の変化があります。
いる、いないというのは大体、異性の事を指す日本語
のような気もします。