私の名前はカーラ・オパルです。金星から来ました。年齢は八百歳です。金星人の寿命は千歳が平均寿命なので、あと二百年は生きられます。最近、というより宇宙人や未確認飛行物体、つまりUFOに再び興味が向けられているようですね、地球の皆さん。
それで、我々宇宙人は地球を監視していて、愛と平和の地球にするために活動しているとされているようです。まあそういう金星人もいないことはないですけど。わたしの場合、もっぱら愛の方の目的だったんです。
自分で言うのもなんだけど、金星にもある鏡で自分の姿を惚れ惚れと眺めて、自分は完璧な美を持っているのでは、と思いました。
特に風呂を出てから身長より高い鏡を見て、全裸の姿態を見つめます。髪は金髪でアンダーヘアも金髪なんです。濃いヘアなんですけど、おまんこのあたりはあまり生えてなくて、ぷっくり膨れた割れ目にピンクのスジが入っています。
八百歳ですけど、金星人は男も女も九百歳にならないと老化現象が始まりません。二十代が九百歳まで続くんです。これは、もともとからではなくて、金星の発達した医学がもたらしたものなのです。
だから、わたしの白い肌と豊満な乳房と、お尻のふくらみ、腰のクビレは地球人の女性の二十代、私の場合、二十歳になったばかりの体をしています。
自分で見ても、わたしのおまんこは男が見てすぐ勃起する形をしているのです。左右対称のまんこというより左側が少し大きめに膨らんでいます。この均一でない形が男の慾望をそそるらしいわ。
あまりにもずれていると、つまり均一性がだけど、云ってはなんですけど不具者になります。でも、まんこのビラビラが正確に同比率で膨らんでいるのも男の性欲を引き起こさない。それは人間と言うのは、わたしは金星の人間ですけど完璧な身体のラインはマネキンみたいで、つまり人形みたく温かみのないものに見えるという事です。
金星にもミスワールドの美人コンテストがありますけど、参加資格は九百歳まで。地球では水着までだけど、金星では全裸、オールヌードになりますし、審査員の前で仰向けに壇上で寝そべり、両脚を大きく広げてマンコが完全に見えるようにします。
審査員は全員男性ですが、九百五十歳以上で性的に不能となった紳士ばかりです。そうしないと冷静に金星の美女のオマンコを見ていられませんよね。
五人の審査員は、十人の最終選考に残った全金星の信じられないほど美しい女性が全裸になって、金髪の恥毛を舞台でなびかせて歩いているのを見ます。
ふわっと逆立った金髪のアンダーヘアを持った人もいて、女のわたしでも興奮しそうな眺めです。まんこの周りの毛が薄い美女は、縦のスジは丸見えで歩きます。金星人の美女もオマンコは縦にスジが入ってますのよ。地球人と同じ。
壇上に横に整列すると、一人一人、金星各地の美女が裸のまま出て、さっき云ったように審査員の前に寝そべり、美しい白い両足を広げてオマンコを審査員の老人に見せます。その時に完全に均一対照なオマンコは、それは人間だからいませんけど、それに近いオマンコを持つ美女は優勝できません。
わたしは、その時、誰ももっていなかったオマンコの左右のビラビラの大きさの違いを持っていた。審査員の一人は、それを見ると、
「おお、美しいオマンコだ。S分の一のゆらぎ、ヴィーナスの微笑だね。あー、私が百歳若ければ、君と一日中オマンコしまくるよ。仕事も何も休んでね。」
そうマイクで会場中に響く声で語ると、溜息をつき、ニヤリとして黒縁の眼鏡を触りました。この眼鏡は地球のものより進歩しています。地球の眼鏡のように耳に掛けないんです。耳の上で浮いているのです。もちろん両耳に軽い磁石を貼っています。眼鏡の耳に掛けるところには同じく磁石があります。
磁石の同じ極の反発する力を利用しているのです。
会場には若い男性もいて、最前列は審査員で占められていますが、二列目からは八百歳以下の男性もいて、地球人にすれば二十代の男性ですから、わたし達のヌードを見ただけでチンコを立てているのがステージから見ても分かります。それを見て、わたしたちも感じる時はあるし。ハンサムな金星人男性も背広にネクタイで見てますけど、白いズボンの股間はパンパンに張り出していて、あのハンサムな男性の勃起チンコをしゃぶりたくなっている各地の金星ミスもいるんじゃないかしら。
金星人は皆、白い肌で堀の深い顔、地球では白人と呼ばれる人種の体です。勃起すると二十センチのチンコが多いのです。わたしは数百年も金星の男性とセックスしてきましたから。
地球人のセックスが、できる期間は短いわよね。
さて、金星各地からの美女のマンコを見まくった審査員の方々は、あそこが立たないので美的鑑賞をしただけ、でも、動的マンコのゆらめきを長い男性的人生で得た審美眼を持って金星一の美女を決めなければなりません。
そのためには!
必用なのですわ、勃起した男性のチンコが。しかし会場の若者は、わたしたちに接する事は許されてはおりませんの。
地球の日本で行われていたストリップショーでの本番など、金星のミスコンテストでは出来ませんものね。
だから最終審査で行われるのは、わたしたち金星の美女の究極の象徴、すなわちマンコにおける動的生態の黄金分割的美的展開が視的に認知される瞬間におけるパラダイスの変容とかが重要な審査基準となるべく協議される事となるのですわ。
ホップ、ステップ、ジャーンプと言う具合にマンコが濡れそぼって、男の膨張チンコを受け入れるのが連想される状態にしていかねばねって事。
科学的技術が地球の何億倍も発展した金星では、いまだバイブレーターなど幼稚なおもちゃで遊んでいる地球とは違って、人間、というか金星人の勃起二十センチチンポとそっくり同じな肌触り、硬直性を備えた地球ではバイブレーターと呼ばれるものが、あるのよ。
しかも、マンコに接すると先走り液、カウパー腺液まで出てくるという、そこにはマイクロコンピューターが埋め込まれているのですけど、そういう優れもの。日本のロボット産業もまだまだ、そこまではね、って感じですわね。
わたしたちも、それ、ビークリンって金星語では呼ばれてますけど、百歳までは使う事もあるのね。未婚の女性が多いから。でも、百歳までには大抵の金星女性は結婚します。
結婚するまでは処女を守る女性が殆どですから。金星ではね。今の日本では女子高生に中出しする男も多いそうね。トーキョーの条例では違反だけと、女子高生とラブホテルでセックスしても気づかれないものみたいですね。
金星からはね、天体望遠鏡で日本のトーキョーまで見れますの。さらにはね、ラブホテルの中まで見れるし、そんな望遠鏡は金星の百円ショップで買えるから、誰でも見ていますけどね。
この前も暴走族の兄ちゃんがベッドに制服のまま座った女子高生に勃起させたチンポをしゃぶらせていたけど。
あ、トーキョーでは黒人の勃起チンコをしゃぶる女性が日本一多いのも金星では話題になっています。第二次大戦までは世界でも有数の貞潔な女性の多い日本国女性だったのにね。これは金星で何処の大学でも宇宙学部日本国学科で講義されています。
第二次大戦以前から金星で教えている日本学教授は、最近天体望遠鏡で日本のラブホテルを観察して黒人のチンポをしゃぶるトーキョーの女性に腰を抜かしたらしいけど。
まあアイスクリームにも黒いの、ありますよねー。商品の名前をいっそ、黒人のチンポ棒とかにしたらトーキョーのOLが買い占めますわ、きっとね。
若い時から黒人のチンポ、味わえました。わたし、東京生まれです。なんていうトーキョーの女性も多い事ね。日本の首都、ご苦労様。
あら、脱線してしまったみたい。金星のバイブレーター、ビークリンの話に戻りますわ。
審査員長が一人一人の金星美女、本当に綺麗なのよ、ハリウッドスターよりも百倍は綺麗なミスのオマンコにビークリンを挿入します。
「アナアッ、イラッ、イテッ、イテッ!」
と金星の地方語で悶えてしまうミスもいるのです。でも、処女膜は破らないようにします。
単純に悶え方が激しいから、と一番にはならず、クリトリスの形状も詳細に観察されるのです。
さすがに、ここまでやるので金星の通信網で実況される事はありません。それでも応募に躊躇う美人も多いわけですが、ミス金星の賞金額は何と日本の今の時価(2014/12/24)現在にして百億円なのです。金星は裕福な惑星とはいえ、今のアメリカより二倍は豊かという程度です。科学は進歩しましたが、それは新技術の特許を取った人達が大儲けしているだけで、地球とあまり変わらない経済情勢なのです。
金星人だと主張している地球人オムネク・オネクの言うような、お金に価値を置かない世界ではないのです。
カジノもありますし、ソープランドもあります。金星人は長寿ですが夫人に先立たれる場合もあるし、未婚の男性を相手にしている玄人の金星女性もいます。
日本に限らず地球上の性のプロの女性、昔なら売春婦と呼ばれた女性は寿命が伸びた今でも働ける時間は延びないのです。それは地球の女性が五十歳あたりで閉経する事によるものでしょう。いくら遊びとはいえ、子供は産めないし、体にも張りがなくなる。
それに対して金星の売春婦は数百年も働けます。外見と中身は二十代が続きますから。それでは金星は人口爆発しないかって思うでしょう。それが、神様の配慮か金星女性は妊娠可能な胎児は二人まで、と決まっています。長い間には少しずつ人口も増えてきたのですが、産児制限をする人もいて、それほど金星の人口は増えないでいます。
金星の法律は変わっているのだ、地球とは違って。一応、公然猥褻罪はあるのだが、局部を見せなければ公衆の中でセックスしていい場所もある。できないのは公的な場所、役所や裁判所などである。
それらから五百メートルは離れた民間の施設、例えば喫茶店、デパートでも陰部を隠せばセックスできる。これは近年、人口が減少しつつある金星の或る国で最近行われた施策なのである。現在の日本と状況は似ているが、金星のその国ではこの大胆な政策が議会で可決された。
カーラ・オパルの住んでいる国は地球のアメリカのような大陸なので、人口減の現象はあまり現れない。その陰部を隠していれば公然とセックスできる国は日本と似た島国である。金星に海はあるのか、という事だが勿論ある。ただし、海の色は緑色、海面の温度は三十五度で風呂に入っているような状態。金星には冬はなく夏は地球上の気温にして四十度は超えるため、八月は会社も学校も公的機関もすべて休みとなる。裕福な人達は地球の北極、南極に相当する金星の大陸、地球では北極は大陸ではないが金星では北極は大陸である、に別荘を持ち、二十度位のその大陸で優雅に暮らすのだ。
が、今は冬、金星では大体二十度が平均気温だ。公然とセックスできる国では喫茶店でセックスする場合が多い。
日本に似たその国の男女、五百歳になっても子供が出来ないので焦っていた。女性の名前はパメリン、男性の名前はアルダートだ。
パメリンはロングの金髪に大きな胸、アルダートは逞しい肩を持つ筋肉質の肉体を持つ。彼は地下街で歩きながら彼女に、
「最近、消費税も上がったからラブホテルにも行けないな。」
と囁く。彼らはまだ結婚していない。その国は長いデフレと不景気に悩まされていたのだ。首相はカベが長期政権に入ろうとしていた。
パメリンは、
「でも、公共セックスができるようになったわ。」
と少し恥ずかしげな顔をしてアルダートに流し目を送った。彼はドキンと心臓を高鳴らせたのだ、まだあまり公然とセックスは行われていなかった。それで黙り込むと、彼女は、
「いくじなしなの?子供が出来たら、わたしの実家から結婚資金がもらえるんだから。」
「うん、そうだね・・・・。」
「あんた、長く持たないじゃない、セックス・・・。」
「大きな声で言うなよ。地下街だ、ここは。」
「じゃあ、わたしのおっぱい揉んでみて。」
「ああ。」
アルダートは左手で軽く彼女の胸を服の上から揉むと手を離した。
「ああっ、感じるっ。」
歩きながら彼女は小さく叫んだ。そして二人は立ち止まる。しかし、流れるように前へ進む二人。そこからは自動遊歩道なのだ。地下街でかなりの範囲は遊歩道である。そんなに早く動かないので、店にも入りやすい。
パメリンは、
「あっ。あそこの人達!一メートル位、浮いてるカップルだわ。」
と話すと、指差した。アルダートが眼を向けると、遊歩道の上を中年男性と若い女性が手をつないで地下歩道から一メートル浮き上がって、遊歩道と同じく前へ進んでいた。アルダートはニヤリとすると、
「あれはね、クレジットカードのプレミアムコースに入ると、提携の地下街とかで空中に浮き上がる装置をもらえて、それを靴の裏に張れば浮遊できるんだ。
カメレオン・エキスプレスという地球の言語から取った社名のクレジット会社らしいけど。」
パメリンは肩をそびやかすと、
「そうなのね。お金持ちって、いいなあ。」
と慨嘆した。
「あの中年の男性と若い女性は夫婦じゃないみたいだね。」
「海の向こうの大国みたいにみんな二十代の若さなら、いいのにね。」
「ああー。そうだね。わが国は、そういう医学が遅れているし、その若さを保つ薬は結構高いからな。」
「この国では、地球と同じ百歳ぐらいまでが金星人の平均寿命なのにね。」
「いいじゃん。その分、若いうちにセックスをしておけば。」
動く遊歩道から喫茶店に入った二人は、奥の席に座って飲み物を注文すると、アルダートの太ももの上に座ったパメリンは、大きめのバッグからバスタオルのような長い布を自分の下腹部に掛けて、股間が見えないようにした。彼女は後ろを向いて彼とチュッとキスをすると大股を開き、すでに勃起した彼のイチモツを右手で握るとスカートの下はノーパンの股間の割れ目に導いた。
すでに彼女もびっしょりと割れ目を濡らしていたので、彼の肉棒はスンナリと彼女の伸縮自在の柔らかいふくらみの中に入って行った。
「あああっ、こんなとこでっ。」
パメリンは感じるままに声を上げていた。店の奥とはいえ、そこは人の出入りも激しい場所の一角だから、まわりの客は仰天していた。でも陰部をバスタオルで覆っているから公然猥褻罪には、ならないのだ。乳房も見せられないので上着を着たまま、二人はつながっている。パメリンの方が腰を上下に振ってアルダートの性欲肉棒を激しく擦った。その感覚がアルダートには、たまらなく揺さぶられるものがあり、その店の客の全員が注目しているのも彼には分かるし、イクのは早くなって、
「あうっ、飛ぶっ。」
と金星語らしい表現で叫ぶと、といってもこれは日本語に翻訳しているわけだが、大量の黄色い液体を彼女の膣の中に迸らせた。
精液が黄色いというのが地球人と金星人の違いなのだ。それに血液の色は白い、というのも面白い特徴ではある。
遅ればせながら、筆者の自己紹介をしよう。冴えない四十代で、時々、電子書籍を出している。が、売れ行きもやはり冴えない。そんな自分だが、神様は見捨てなかったのだ。
日本人で日本に住んでいるけど、何処とは書かない方がいい、と金星人に言われたのだ。ぼくのように想像力の乏しい人間が金星人の話など書けるわけがない。で、あるからして、この小説と銘打ったものは実は僕が遭遇した金星人の記録した日常、かなり露出狂ともいえる金星人の描く実話を、しかもご丁寧にも金星人が日本語にしてくれたものを、そのままワードにタイピングしただけのものなのが、この『金星の女』なのだ。
最初のうちに暴露しておいた方が僕の良心も痛まないで済む。その金星人は白い円盤に乗って帰った。地球人の感覚なら血の色の赤の円盤というところだろうね。
さて、日本語にまで訳されているからタイプするのは楽ですよ。次に行こう。以降の話に行こう、なんてね。
アルダートとパメリンが腰を震わせているのを喫茶店の客は、
「おー。」
「すんごいねー。」
「あたしたちも、やりたい。」
と各自、ためいきと賛辞の言葉を投げていた。
金星は厚い雲に覆われているため、雲の下は地球人には分かっていないのです。実は、その厚い雲が地球よりも近い太陽光線を遮っているのだ。地球にしたってオゾン層などがあり、それが少し痛んでいると話題になったりするでしょう。金星の厚い雲は相当なもので、地球の科学では当分、突き抜けられないでしょうね。
そのためか金星人の肌は白いのですよ。金星には黒人や黄色人種は、いないのです。最近、地球の迷科学で全ての人種はアフリカから来たなどと馬鹿な説を出していますが、二十世紀も過ぎているのにどれだけ地球の遺伝学者が馬鹿なのかという格好の証明ですね。
真相を云いましょう。実は地球の人種は金星人である我々の祖先が作ったのです。それで、我々の祖先は宇宙船で地球に降り立ちましたが、人間は各大陸を捜して回ったが何処にも見当たらない。最後にアフリカを訪れると黒人が、いたのです。
「おい、黒いのがいたぞ。」
「ああ。地球の人間は黒いのだけだな。」
「うーむ。いかほど我々と違っているか。知性も全くなさそうだな。」
「そうだね。金星で研究中の人体改変手術を加えて見ないか。どうだろう。」
「そいつは、いい。この黒いのを肌を白くしたりできる。又、金星にはいない黄色の人種も作れそうだ。」
「ついでに各人種の知能程度も操作しよう。」
「そうだね。どの人種も同じなら面白くないや。」
「黒い肌は金星人と正反対だから知能は低くしよう。」
「黄色は、その中間か。」
「それでは不自然だ。黄色いのは、その中に白い肌よりも優れた頭脳を持つやつを一部、入れる。昨日、空から見た島国があったじゃないか。四つの大きな島でなっている・・・。」
「ああ。気候の良さそうな島だね。」
「ニッポンと命名しようよ。そして、それをこの島国に入れる人間に教え込む。」
「素晴らしいな。白い肌より優れた頭の黄色い人種。全部ニッポンに入れるのか。」
「いや、ごく一部、そうだな、十パーセントにしよう。あとは働くのが好きだけど頭はよくないのを九十パーセント位にしようか。」
「それはニッポンに、だろう?近くにある大陸に大勢の頭の悪い黄色い人種を入れたら、どうだ?」
「そいつは、いいや。将来、その頭の悪い大陸の黄色人種とニッポン人は戦争をするだろうな。」
「うん。だが仲裁役は白い肌の人種にさせるようにするか。」
「そうしよう。なんという人間開発か!」
二人の金星人は部下らしき十人に黒人を捕獲するように命じました。
その間、二人は人種変化の薬を調合していたのです。
素裸の黒人の男女が十組ほど連れてこられました。彼らは勿論、まだ言語を知りません。
「よーし。女の股を開かせてマンコを男に見せろ。まずは最初のカップルからな。」
と一人が部下に命じます。部下は挙手の礼をして、
「マイマイ、キー。」
と金星語で答えて黒人の豊満な乳房を持つ女を地面に寝かせると、しなやかな黒い足を大きく広げました。するとピンクのオマンコが、少し口を開けて露わになったのです。
腕を取られて立たされている黒人の男も裸で、女のマンコを見るとすぐに長めのチンポを立たせてしまいました。
黒人の男は腕を取られていた金星人に押されつつ、手を離された。野性の本能だけで生きていた黒人男は女に重なると充血したチンコを挿入して、摩擦感を楽しむように腰を前後に振ったのです。
それを見た金星人は、
「おー、ようやるなー。おれたちが見ていても羞恥心もない。言語もない。彼らの脳のレベルをアップしてやろう。」
と同僚に話しかけます。
「もちろんだよ。将来の地球人は人間が進化したのは二足歩行のため、なんて馬鹿げた推論を出すだろう。進化論なんて馬鹿な奴が書くかもしれない。でも、あの黒人どもは二足歩行だ。二足歩行なら知能が発達するなんて、ありえないよな。」
「おれ達は金星で脳科学が専門だった。サルを二足歩行させずに脳をパワーアップした事も、あったよな?」
「あったよ。あれは面白かった。そのうち脳パワーのレベルを様々に分けて進化させたね。」
「それが今、この地球で彼ら黒いのをレベルアップし、更に白人と黄色人種も創生する。これが現時点での、おれたちの仕事だぜ。」
二人は深くうなずきあった。部下の金星人達は賛嘆の目で上司を見ている。
かくして地球の人類は大別して三種に創造されたのである。金星人の肌は白い。その分、白人の脳には有利なものを多くつめた。住む地方も頑張りたくなるヨーロッパの適当に寒いところへ宇宙船で連れて行った。アフリカの暑い地帯には黒人をそのままにした。
幹部金星人は、
「おれたちを地球人は将来、神と呼ぶだろう。」
と宇宙船の最前席で横の幹部に話しかける。窓の外からは青い地球が見えるのだ。
「そうとも。金星人のおれたちが太陽神ラメリヤを崇めるようにな。」
やはり人間は進化した猿では、なかったのだ。サルは何億年経っても猿でしかない。地球人の脳をレベルアップさせ、黒人から白人と黄色人を作った責任からか、金星人は爾来、地球をいつも観察している。
白人といえども、元々はアフリカの黒人から作られたものなので宗教なども持たず、道徳もなかった。宇宙船、それは今見るように円盤形なのだが、そこから地球の上空八百メートルほどより金星人は当時のヨーロッパを手に取るように調べていた。
「おい、地球人に宗教を作ろう。そうしないと荒れ放題だよ。いとこ同士、セックスしたりしているから。」
「うむ、そうだね。そうしないと人類は劣化するみたいだな。」
ヨーロッパに宗教を広めるには白人の教祖では、面白くない。それで彼らはイスラエルの上空に飛んだ。エルサレムに来ると、低空飛行で市民を見る。
「おお。あの女、いい尻してるぜ。」
金星人は涎を垂らしそうだ。
「どれ、ああー、あの女だね。おっぱいも大きくてタマラナイ体だ。」
「おれが、やってもいいか?あの女と。」
「ああ。惜しいけど先に見つけた、おまえの勝ちだ。サタニクス君、行ってこいよ。」
「ようし。もう、チンポ半立ちだからな。」
金星人サタニクスは円盤から降り口を開け、人口反重力磁力を浴びつつ、ゆっくりとエルサレムに降りた。円盤から見た美人のすぐ近くに。周りには人もいなかったので金星人サタニクスは気づかれなかった。彼は、その美人の後ろから声をかけた。すでにヘブライ語は知っていたのだ。
「シャローム。美人さん。」
振り返った女性は、目の前に二十代の美男子が白い服を着て立っているのを見た。股間の辺りが膨らんでいるのも見たのだ。彼女は処女だったが、男のチンポが女に性欲を感じると大きく膨らむのは母から教えてもらって、すでに知っていたのだ。
マリア、彼女の名前、は、そのあたりでも有名な美人だった。が、まだ処女だったわけだが。
(美男子がチンコ半分立てて、わたしを見ている)
そう思うとマリアはウフフ、と含み笑いして、
「シャローム。あなたは誰?」
「わたしは金星から来たのです。わたしは、あなたがたが知らない存在。つまり、神なのですよ。」
(うっそだー、神はエホバではないのかしら。チンコ立てている美男子が神なんてねー。)
とマリアは思ったが、その男が近づいてくると矢張り何処か不思議な感じがした。
「信じていませんね?私が神であることを。あなたの名前はマリアでしょう。」
(どっきゅーん!当たっているわ、この人はエホバ様かしら?)
宇宙船から降りる前に金星人サタニクスは小型のタブレットのようなものから、マリアの脳内の記憶から彼女の名前を探り当てていた。当時の金星の科学、具体的には脳科学は、或る特定の電磁波を脳に向けて放射し、その反応から記憶されている言語を読み取る事に成功していた。さらにそれは反射されてタブレットに、その文字が写されるという発明までしていたのだ。
サタニクスは畏敬の念を浮かべたマリアの手を取ると、
「あの物置の陰に行きましょう。誰にも見られないところで奇跡を見せます。」
確かに彼の手は人間の手とは違った感じがマリアには、した。
(神様みたいで美青年、おまけにチンコは半立ち・・・・)
マリアは戸惑いながらも、その青年とともに大きな物置小屋の裏に回った。
彼は彼女から手を離すと、
「地面から浮き上がるよ。」
と宣言した。
すると、どうだろう。両手を肩から水平に広げたまま、彼の体は上へ浮き上がった。股間は前よりも膨らませて。
マリアは生まれて初めて見た。空中に浮いた人間を。いや、人間ではなく神様なのよ、この青年。
サタニクスは、
「どうだい?わたしが神であることが分かったかね?」
少し離れた場所からマリアは答えた。
「ええ、間違いなく神様です。あなたは。」
同時に、その場に跪く。少し脚をひらいて座ったので下着のない当時はマリアの陰毛とマンコは丸見えとなった。
サタニクスの空中浮揚はズボンのポケットの中にある反重力波動装置によるものだ。これは金星では安い価格のおもちゃである。
跪いて手を組んだマリアの穢れなき陰毛はカールしている。それを浮揚したまま見たサタニクスは肉欲淫棒を八十パーセントに硬直させて、
「マリアよ、来なさい。立ち上がって、わたしのズボンを脱がせるのだ。」
「はい、神様。」
彼女は従順に迅速に行動した。サタニクスの白いズボンをベルトを外して丁寧に下ろす。黒いパンツを履いていたサタニクスの股間は今や九十パーセントは勃起している。下着など見た事のないマリアは、
「まあ、神様は人間と違ってズボンの下に衣装を纏っていらっしゃるわ。もしかして、この下にあるものはチンポなのですか?」
敬虔な眼をしてサタニクスの股間の膨らみを見詰める。
サタニクスは笑顔で、
「さよう。マリア、わたしはおまえの美しさにチンポを立ててしまった。さっき、おまえのマンコを見たのだよ。」
「まあ。神様、わたくしめは人間の女ですわ。」
「なーに構うものか。ギリシア神話にも神と人間の女が交わる話が、あったろう。わたしもマリア、おまえのマンコにわたしのチンポを入れたいのだよ。」
「まあ。」
マリアは頬を薔薇のように赤らめた。少し俯く彼女にサタニクスは、
「その黒いものも降ろしなさい。」
「はい。」
彼女はサタニクスの黒いパンツを降ろした。サタニクスの膝下にズボンとパンツはある。
飛び出たのはスコンと上を向いたサタニクスの肉棒だった。大きなキノコにも見えた。
マリアは、
「きゃっ。」
と叫ぶと両目を両手で閉じる。今時の若い地球の女は、こんな事をしないだろうけど。
サタニクスは命じる。
「わたしのものを、しゃぶりなさい。」
マリアは両手を目から外すと、
「ええっ?!そんな事・・・。」
「いいのだ。神様のチンポをしゃぶれるのは今の地球では、おまえだけなのだ。」
「あ、はい。光栄なのですね。」
彼女は両手をサタニクスの雄雄しいチンポに優しく添えると、口の中に咥えた。生暖かくて、香ばしい。処女ではあるけれど、これから先、このチンポを自分のマンコに受け入れるのか、と思うとマンコを少し湿らせてしまった。
今や百パーセント、サタニクスのチンポは勃起した。マリアは、たどたどしくサタニクスの肉欲棒をフェラチオしている。彼女の舌の柔らかさも心地よいものだった。
「マリア、わたしのズボンと黒いものを足から降ろしなさい。」
「ブチャ。」
と音を立てて彼女はフェラチオをやめ、口から淫慾棒を外すと、両手でサタニクスのズボンとパンツを降ろした。それが足から抜けると、ストンと彼は地面に立った。あそこも立てたまま。
マリアは着地した神を敬虔と性欲の入り混じった気持ちで見上げるのだった。
「マリアよ、神の子を産むのだ。」
「はい、神様。」
と答えて彼女は眼を閉じた。処女らしく。サタニクスは彼女の唇に自分の口を重ねて貪るように吸った。マリアは、その唇に地球とは違う異次元な感覚を受け止めた。これが神様なのだ、と。
確かにサタニクスを初め、金星人は金星の物質から出来ているので地球人の肉体とは若干違う。でも、それはチャンポンの麺と焼きそばの麺との違い程度である。
深くディープなキスをした後、サタニクスはマリアの赤き唇の中に舌を入れて絡ませた。彼女は初めての男性が神様だとは、生まれてから一度も思った事はなかった。現代でもそう思う女は、いないだろう。
イスラエルの荒れた大地の風が弱く吹いてくる。
サタニクスはマリアの腰布を取ると、彼女のまんこに右手を当てる。金星人の手が触れたわけだが、彼女は神様の手と思っているので、
「あっ、勿体無いです、神様。」
とサタニクスが唇を外した瞬間に声を上げた。
「ふふ。指マンだよ。天界では私は指マンのテクニシャンとして知られている。」
「あふっ。女神様にもマンコがあるのですか。」
「当たり前だよ。人間は私達が作ったのだから。」
「まあ。聖書に書いてあるとおりですのね、やはり。ああん。」
サタニクスの指はマリアの処女膜に触れたのだ。
「いくぞ。マリア。」
「はい。神様。」
と答えて脱力する彼女の体を膝の裏で抱えると、サタニクスは駅弁ファックの体位を取った。すでに彼女の下半身は全裸で、真っ黒で豊富な陰毛がボウボウと伸びている。
サタニクスは隆起した肉棒をマリアの開いた淫唇に、うずめていった。
「はぅーん、いやっ。」
とマリアは喘ぐ。処女膜をサタニクスの淫欲棒が突きぬいたのだ。これから先、何百年か後には聖母マリアとして崇められる若き女性のマンコを。
少し出血した彼女のマンコをサタニクスは執拗に肉棒でピストンする。と同時に左手で彼女の尻を持って支え、右手で上着を脱がせると、たわわに実ったマリアの乳房を掴み、形が歪むように揉みしだいた。
「ああっ、あっ、あっ。かみさまー、感じちゃうー、まんこ、こわれそうー。」
と後の聖母マリアは神様とのセックスに巡り合うのも自分の信仰の深さを表すものだ、と内心得意になっていたのだ。それに人間の男より神様は異次元のセックスの喜びを味合わせてくれる。それは日銀の異次元緩和の数億倍の喜びであろう。イスラエルなのでイスラエル銀行での金融緩和の異次元緩和と表現したほうが正確なのであるが。
Bank of Israel
というサイトもある。
サタニクスの腰は風を切るほど早く振られ、なめくじのようなマリアのマンコは彼の激張した男欲根に絡まり付き、軽く締め上げると彼は、
「おおっ、出すぞ神の祝福を。ほーら。」
ドドドド、ドピュッ。ドドド、ドピュッ。
と二度もサタニクスは処女だったマリアのマンコの中に中出しした。彼女は子宮にそれを受けて、口を開き舌を少し出した。その後、聖母などと呼ばれるとは思えないエロティックな構図だ。その体にはサタニクスも、もう一回戦を考えたが二度出しは割りとキンタマに答えたらしく、
「マリアよ、これでおまえは妊娠する。神の子をな。」
と語りかけると、ちいさくなったチンポをマリアのマンコの中から取り出した。
マリアは嬉しそうに微笑する。
サタニクスはチンポをズボンにしまうと、
「だが、やらねばならぬ事がある。それは・・・宇宙船でやろう。服を着なくてもいいから、手に持つように。」
と指示すると、胸のポケットにあるUFOへの連絡ボタンを押した。五秒もせずにオレンジ色の光を発する円盤型の物体が二人の前に着陸した。
UFOの正面の壁がエレベーターのように左右に割れた。サタニクスが乗り込む後ろからマリアがついていくと、壁が閉まって青い色の服を来た医者らしき金星人が二人向こうの壁のドアが開くと眼に映る。医師の一人はマリアに近づいてきた。(この人も神様なのかしら。なんか医者みたいだけど。)それから自分が腰布をつけてなくて、手に持っていてアンダーヘアもオマンコも丸見えにしているのに気づき、腰布を陰部に当てて隠すと医者は、
「隠さなくていい。そのまま来てくれ。君が隠したところを手術するようにサタニクス様に命じられたのでね。」
「はあ、なんの手術ですの。」
「いいから来なさい。こっちだよ。」
円盤内の別の壁が開くと、緑色の壁の部屋が見えた。二人の医師にマリアは遅れて入ると、その部屋の中央に白いベッドが六脚の支えによって固定されていた。一人の医師がマリアに向けてペンライトのようなものを向けると、先端から黒い光が放たれて彼女の額に到達した。すると突然、彼女は意識を失って倒れこんだが、そこにはベッドがあったので、それに寝そべる格好になった。
右肩を下にした姿勢の彼女の左足を取ると、医師はベッドの上で彼女を大開脚させた。すると股間に浮き立った剛毛の陰毛の下に、ピンクのマンコの縦スジが見えて、処女を失ったばかりの新鮮さが魅力的だ。
マリアの破れた処女膜を、金星の特殊なメスで医者は丁寧に縫い上げていく。すると、どうだろうか!
縫い終わった彼女の処女膜は、すっかり元に戻っていたのだ。処女懐胎した聖母マリアの誕生だ。
医師は深い湖のように微笑むと、
「うまくいった。眼を醒まさせてやるか。」
と助手らしき医師に促すと、
「はい。地球上では彼女が聖母として仰がれる日が来るでしょうね。処女で懐胎した人類で唯一の女性として。」
「サタニクス様は、生まれた子供にイエスと名づけるようにと指示された。さあ、聖母の眼をあけてやれ。」
「了承しました。」
助手は金色のペンライトを静かに眠るマリアの額に向けた。黄金色の光線が細く一筋に彼女の小麦色の額に降り注ぐと、マリアは両目を開けて、
「終わりましたか?手術は。」
主任らしき医師は、おもむろにうなずくと、
「あー、終わったよ。君のマンコは処女に戻ったのだ。」
マリアは二つの眼を満月にすると、
「えええーっ。処女のオマンコにですかぁ。信じられなーい。」
「触って御覧よ。君のマンコに。」
「え。ええ。」
彼女は頬を赤らめつつ、右手の指をマンコに当ててみると、
「ほんとですね。先生、何かオナニーしたくなっちゃって。」
「ああ、いいとも。やりなさい。ただ、処女膜を破らんようにな。」
主任の医師は両手を腰の後ろで組んで、一歩、離れる。助手の医師も同じ行動を取ると彼女をさりげなく見守るようにした。その二人にマリアは、
「なんか見られると恥ずかしいですわ。」
と頬を赤くするのだ。
主任医師は、
「構わんとも。わたしらは医者だよ。危険のないオナニーか、見守ってあげよう。ついでだが、金星の女たちは、自分たちの長い髪でマンコをさする事もある。君は今は無理なようだが、ね。」
「うふふ。すごーいですね。なんか、むずむずしてきて・・・。」
彼女は両の太ももを大胆に大きく開くと、ピンクのマンコに華奢な右手の人差し指を柔らかく当てて、上下にさする。
「あん、ああん、あはっ、かみさまあ・・。」
彼女はサタニクスとのセックスを思い出して、オナニーしたのだった。
それからイッたのは覚えているが、それからの記憶は彼女にはなく、気がつくと自宅のベッドで服を着て寝ていた。腰布もちゃんと着けて。
数ヶ月もすると、彼女は自分が妊娠した事に気づいた。記憶を辿ると、
「わたし、神様とセックスしたわ。確かに。フェラチオもしたと思う、きっと。」
と、ひとりごとで話した。
サタニクスのどでかい真羅を、マリアは昨日のように目の前に見るのだ。
自分が妊娠したのは神からの恩寵だ、とマリアは村人に語った。その時に集まっていた人々は、嘲笑した。
「おまえが父なし子を孕んだのを誤魔化すためだろ。」
「あー、そうだそうだ。マリアって綺麗な女と思っていたけど淫乱だったんだなー。わしの息子には嫁にもらえんぞ、いや、こりゃ全く。」
「処女で妊娠したなんて嘘つきやがって。」
マリアは右手を大きく回すと、
「みなさん、静かにしてください。今、わたしを見てくれた、お医者さんが来ます。」
と高らかに宣言した。すると白い服を着た若い医者が出てきて、
「みなさん、マリアさんが妊娠しているのは本当です。しかも、処女である事も本当なんです。医学的に証明できます。これはユダヤ教始まって以来の奇跡ですね。モーセもびっくりですよ。」
と又もや高らかな声で言い渡したのだ。聴衆は徴収されてきたのではなく、ひまな日曜日にそこの広場に来ていたので、真面目そうな医者が言った言葉に衝撃を受けた。とはいえ、
「でも、ありえないなー、そんなの。多分やったあとに、くっついたんだろう。」
とヒゲ面の青年が口にした。
「あー、そういうのあるな。しかも、それは男の精液が固まったものだったりして。」
ふふん、と自分で話したその後で笑ったのは丸顔で目の大きな青年だ。誰もが処女が妊娠するなど不可能だ、と当時のユダヤ人でも思っていたのである。よってマリアと結婚する男など、いなかったのだが・・・。
トントン、カンカン。一日中、かなづちで木材を打ち続ける。大工のヨセフはハンサムな青年だった。それだけに女にモテたが、その噂が広まると結婚適齢期の若い女性は集まると噂した。
「ねえねえ、大工のヨセフってさー、ヤリチンなんだってー。知ってた?」
「ホホ。いい男だものねー。でも、それなら結婚相手には無理だわ。浮気されっぱなし、なんて今から考えてもゾッとするわー。」
「そうね。やっぱり男は中身なのよ。」
「中身って、それ、チンコの事?」
「それもあるけど頭の中身もね。」
「ヨセフのあれって、太いのかしら。」
「太くても硬くないと、面白くないかもよ。」
「あらジュリエット。あなた、もう男とオマンコしたの?」
「まだ、してないけど。耳学問が凄いのよ、わたし。」
といった理由から、婚前の女性からすべて嫌われたヨセフは今度は人妻へと食指を伸ばすが、ユダヤの人妻もなかなか貞潔で現代日本の出会い系人妻とは訳が違う。
それでヨセフはある時、妊婦を誘ってみると、
「いいわよ。でも中出しはダメ。外に出してくれるんなら、いいわ。あんたならテクニックがありそうだし、顔射がいいけど。」
「わかったよ。腹射になるかも。すぐ出そうな場合。」
「まん毛に射精になっても仕方ないわ。もう何ヶ月もセックスしてないの。おなかは大きいし、だんなが興味がないのは、わかるけど。」
二人は既に林の中の人目につかないところに立っていた。ヨセフは女の後ろに回ると、女の大きな乳房をまさぐると右手で女の顔を後ろに向けてキスをする。右手を乳房におろすと両手で豊満な女の果実を揉み捲くると同時に舌を女の口の中に入れて絡めると、やがて妊婦の乳首は硬くなるのだった。
「股を開いて立ってくれ。うしろから君のマンコに入没するからさ。」
「あー、いいよ。はい。」
美しすぎる妊婦は大股開きで立ちなおす。と、そこにヨセフの竹ざおのような陰茎が腰布を捲られた後に妊婦の黒茶けたマンコの中に深く埋め込まれた。妊婦といえど顔は美人だ。悩ましい顔をして、
「ああーっ、とても太いーっ。」
ヨセフは彼女の首筋を舌でなめまくると、
「旦那のモノと、どっちがいいかな?」
「あっ、子宮にあたるうっ。ヨセフのよーっ、もちろんだわ。でかくて硬いんだものっ。ああっ、マンコ壊れるーっ。」
二人は共に腰を振っていた。風は、そよとも吹かない林の中。落ち葉を踏みしめつつ、その日二度も妊婦と大工のヨセフは立ちバックでマンコした。
その体勢だったので、最後は尻射となったわけであった。口コミとは当時から力が強い。大工のヨセフが妊婦を好んでプレイするのは、いつのまにか主婦連の間には広まった事実だ。
マリアが洗濯物を干していると、隣の家から若い主婦のアルトリノが中東美女の顔を出す。
「あら、マリアちゃん。おなか出てきたけど、父親は神様だって本当なの?」
と問いかけてくる。マリアは、きっ、とした顔をすると、
「わたしが嘘をついていると思うの?」
「嘘だなんて。あり得ない話だもの、そんな事。」
アルトリノの目は、しかし笑っていた。マリアは抗弁しても信じてもらえないとばかりに再び洗濯物を長い竿に干していった。洗濯ばさみのない当時は、洗った服の両端を結んでおくというのが一般的で、洗濯機もないから手洗いは無論の事である。
家事手伝いのマリアには一家の洗濯が課せられていた。アルトリノは再び大きな眼をして口を開くと、
「ねえ。妊婦になると男って普通、相手にしてくれないわよね。」
「え?ええ、そうね・・。」
「でも妊婦マニアがいるのよ、この辺に。」
「そうなの。でも、わたし関係ないから・・・。」
「男の味、忘れられないでしょ、マリア。」
「・・・・。うん。」
マリアはサタニクスの隆起したチンポを膣感として思い出したのだ。アルトリノは人助けする顔で、
「それならね、いい人がいるのよ。大工のヨセフって呼ばれているんだけど。」
「大工さんか・・・でも、わたし処女だから。」
「二度も処女喪失できるなんて、羨ましいな。ヨセフの金槌みたいなチンコでガンガン打ち込まれてみたくないの?」
マリアはビュンビュン動く男の陰茎を想像して、
「なんか欲しくなっちゃった。その人のチンコ。ヨセフって独身なの?」
「独身らしいわね。よかったら、結婚したらいいじゃない。」
マリアの顔はハッキリとした。それはうす曇りの空が急に晴れていくような明度の転換だ。
だから口にする言葉も明るく、
「そうね。そうする。会ってみたいな、ヨセフという人に。」
と答えたのだ。
アルトリノの紹介でマリアはヨセフと会った。しかもヨセフの一人暮らしの狭い部屋で昼に。太陽は中天にかかり、SUN,SUNと熱と光を送ってくる。マリアの頬も上気して赤くなると、
「わたし神の子を妊娠しているの。しかも処女だわ。」
と打ち明けるとヨセフは、
「噂の人は、あんたか。信じられないけど、早くしよう。あんたの膨らんだ胸を見ていたら立っちまったよ。」
ヨセフはヌッとコーラの瓶のような勃起物を下の服から取り出したのだ。マリアは、それを見ると涎が出そうになり、
「思い切り、突いて。」
と色っぽく誘うと、ベットに両手を突いて豊満な尻を突き出す。ヨセフは荒々しく彼女の腰布を剥ぎ取ると、艶かしい尻の肌の感触を両手で味わいながら、ピンクの彼女の貝のような膨らみ、そう、それは大きな二枚貝が少し開いたような形状をしている、その割れた隙間に祈祷するかのように亀頭を挿入した。
「あうんっ、痛いっ。」
彼女は声を上げた。貝の割れ目から赤い血がスラスラと流れている。ヨセフは、
「本当に処女だ。いいのか、もっと入れても?」
と彼女のスイカのような尻を摑んだまま聞くと、
「ええ、板痒い感じ、あ、なんか気持ちイイ。擦り付けて。」
「おおーし。いくぞー。」
ヨセフはピストンを始める。パシンッ、パシッとマリアの肌とヨセフの肌が触れ合う音を出す。外は明るく窓は開けっ放し、でも田舎だから人も通らないので安心だ。
勢いに乗って前後に揺れる二人の尻は少し汗ばみ、その汗は重なり混じるのだ。時々ヨセフはマリアの顔を顎で自分の右手の指で持ち、彼女の顔の向きを自分に向けるとキスをした。何度かするとマリアの方から積極的に舌を絡めてくるし、尻もユサユサと振り始めた。
金星人との初体験から少し経っていたが、ヨセフの男根の動きに二度目の処女を破られてから、ついに官能の喜びを覚え、
「ああっ、こわれるぅぅぅ!オマンコ、いきそー。」
と大きな声を上げたのだ。これが後に聖母マリアと慕われる女性の生の姿では、あったのだが。
それでは、金星の話に戻ろう。金星は既に資本主義ではなく、共産主義などという地球で起きた世にも愚かな制度などできることはなかった。
圧倒的に金持ちが増えたため、税収は充分であり、その度合いが高いため地球の馬鹿マルクスが考えた富の分配などは貧乏人の奪取によるものではなく、金持ちからのありあまる税金の納税で行われたのだ。
これこそ本当の富の分配であった。資本主義を悪とみなした頭の悪いマルクス君よ、君の愚にもつかない思想は貧乏人が金持ちから強制的に富を奪い取る事から始まるソビエトを生み出し、中国共産主義も作り出した。
これらは泥棒革命なのだ。
貧乏学者の哀れなオナニー的妄想は二十世紀の貧乏人どもを揺り動かし、米ソの冷戦状態にまで到ったのだ、というのは地球では近年までの話。
金星では資本主義の究極が貧困をなくしたという超資本主義であり、そのため別荘を持たない金星人は、いない。余暇も充分で、趣味はセックスという金星人も多いそうだ。
地球に飛んでくるのは政府系金星人で、一般の国民は余暇でセックスを長く楽しむ方が地球という遅れた野蛮な星に行くよりもずーっといい事なのだ。
だから金星の女はセックスを楽しむために美容に励み続け、美人が続出している。
それに驚くべき事には・・・。
カーラ・オパルは地球にしばらく移転するために、日本の区役所のようなところに行った。パスポートも取れるようになっている。金星人とて全く自由に行動しているのでは、ないのだ。ただ、ただなのだ。パスポート取得費は。何故かと言うと金星人の空間を増やすためには、地球のような星に行ってほしいのが金星連邦国の考えである。
金星には国は、この連邦国のみで軍隊も一つだけ。それでは何が励みとなるのか、という事だが、他の惑星との仮想戦における訓練で日々、軍事力を鍛えているのだ。こういうところでは、やはり金星でも女性の入隊を許さない。今の地球の日本のほうが、女性自衛官もいるのでダラケテいるのかもしれない。
パスポートを取得する部屋は個室となっている。カーラ・オパルが入室すると、係官らしき若い男性が、俯いていた顔をハッとあげた。
「すみません。オナニーしていたものですから。」
と金髪の男は、金星人はみな、金髪、悪びれずに弁明した。
「いいのですよ。若い男性なら、仕方ないのね。でも勤務中じゃない、大丈夫?」
オパルは自分の金髪を撫で付けながら尋ねる。
「いえ、上司から許可されていますから。」
「許可?されてるのね。」
「ええ。オナニーして射精しないようにする訓練ですよ。あ、住民票をお願いします。」
「はいはい、ここにね、あるわよ。オナニーした手で触るのかしら。」
「ええ、大丈夫ですよ。手もペニスも消毒は、この部屋に来て毎朝してますから。」
「そういえば、イカ臭い匂いもないわね、はい、住民票。」
金星の紙は地球と違って、薄いゴムのようなものである。それにレーザービームのようなもので筆記する。このペンは太陽光で充電されるのだ。金星は厚い雲で覆われているが、特殊な衛星を飛ばすことによって地球よりも距離の近い強烈な太陽エネルギーを、その衛星に取り込み、そこから金星の地上にあるアンテナに送る。それを各家庭に送るのだ。
地球と違ってコストは、ほとんど不要。だから、電気代は金星ではタダなのだ。
カーラ・オパルから受け取った住民票を係官は、地球のコピーの機械のようなものに入れると、
「パスポートを作るのに、お金はいりませんが、女性の方にはオプションで逆にお金を差し上げることもできますが、ご利用しますか?」
と笑顔で聞くので、
「お金、くれるの?なら、もらいたいな。」
「わかりました。それでは、と。まずは、おっぱいを見せてください。」
カーラ・オパルは仰天して、
「ええっ。そんな事するのかしら。」
「もちろんです。金星を離れるのですから、地球の男に見られる事もあると思います。そういう乳房を当方ではカメラに記憶させてデーターを作っているのですよ。よろしければ、ご協力下さい。」
(本当に区役所なのかしら。でも、お金もいいもんね。)そう思った彼女は、
「ええ、見せます。」
と答えて、上着を脱ぐ。すると、すぐさまパイナップルのような豊潤な乳房が、ぷるるんと出た。金星人はブラジャーをつけない。それは男に早く乳房を揉ませるためである。
これは昔の日本と似ている。最近、というか随分前から日本人女性もブラジャーを付け始めた。下着の下にである。とても面倒な話だ。この事が実は少子化や晩婚化につながっているのかもしれない。
なんとなれば、着物にはブラはないからである。
係官は涎をたらさんばかりに、
「ああ、いいですね。カメラに撮ります。」
パシーと音がした。どうやら係官の制服の胸ポケットに刺しているのが、カメラらしいのだ。
カーラは後ろを気にして、
「他に人が来ないかしら?」
「大丈夫です、今日はカーラさんだけです。金星外の惑星に行く人は、滅多にいませんから。」
「それなら、する事はオナニーばかり?」
「てへへ。一応そうです。でもね、オナニー金星選手権に出場が決まったから、ここの役所としても便宜を払うとかいう事になりまして。」
「スポンサーみたいな感じね。」
「そうですね、ここに回されたのもオナニーに励ませるためなんです。だから堂々とオナニーしてますよ。因みに昨日は誰も来なかったので、一日オナニー三昧でした。」
「ハハハ。ネタに困らないの?」
カーラは自分の豊胸をグイと突き出しながら聞くと、
「前日の夜見たアダルト動画を思い出しつつ、やってますから。家には超高性能ダッチワイフも、この前の夏のボーナスで買いましたから、家ではオナニーより、このダッチワイフでバーチャルセックスできますよ。空想よりも現実的なダッチワイフですから。」
「へえ、そうなのね。金星の科学を使えば何でも開発できるわね。で、どんなダッチワイフなの?」
「はあ、それは・・・・。」
係官は家に帰ると、金星では独身者でも家を国にもらえる。勤続五年が基本的な支給対象で、これは民間企業でも同じだ。
同じにしないと誰もが公務員に、なりたがるためである。
で、その係官、カリモ・テスタフは誰もいない家のベルを押すと、人間ではないそのダッチワイフがインターフォンで答えるのだ。
「あなた、おかえりなさい。」
「ああ、ただいま。開けてくれよ。」
「はい、少々お待ちくださいませ。」
と太古の大和なでしこのような受け答えをして、しばらくするとドアが開く。姿を現したのは黒髪を長く伸ばし、着物を着た美女が立っている。この着物は、百年ほど前に金星人が地球探査中に日本で買ったものなのだ。
目が大きくて眉は細いそのダッチワイフを彼は、クリコと名づけていた。カリモ・テスタフは大学で地球学部日本学科を専攻していたので、日本語には通じている。因みに金星の大学は四十年制なので、彼が日本語ペラペラなのは当たり前かもしれない。
修学旅行みたいなものがあり、宇宙船で日本に行く。その時、京都で買い物をするわけだ。彼ら金星人は白人にしか見えず、京都の人々も白人としてしか見ないので怪しまれる事はないのだ。帰りは鞍馬山から飛び立って金星に帰るコースの時もある。
閑話休題、日本美女のようなダッチワイフに迎えられて、カリモ・テスタフはご機嫌な様子だ。あんこ型で丸尻、少し脚は短めで身長も低めのそのダッチワイフ、クリコは食事の支度まではせずに寝室に先に行ってしまった。
簡単な食事を作れるロボットも金星にはある。ダッチワイフの脳に、それをプログラムするのは簡単とはいえ値段が高くなるので、ダッチワイフはセックス専用に開発されている。オプションで食事を作れるダッチワイフにする事は、メーカーによっては提示しているが、その注文は、あまりないのだ。
カリモ・テスタフは自分で買ってきた食べ物を食べると、特製の飲み物を飲んだ。この飲み物の中には、男性器を強靭にする栄養素が入っている。
寝室に入ると窓の外にはピンクの月が浮かんでいる。もちろん金星の周りを巡る衛星はないのだが、各国で月のような物体を夜間、打ち上げている場合がある。それは地球探訪中、地球の夜には月が出ていて魅惑的だったので、更に魅惑的な情景を金星で作るため、ピンクの月が各国で打ち上げられたのだ。
クリコはベッドに寝そべっていたが、カリモの姿を見ると起き上がってウインクした。カリモはベッドに近づき、立ち上がったクリコを抱く。若い女の匂いが心地よく彼の鼻腔をくすぐった。柔らかな、又、日本女性らしい肌理の細やかな肌に彼は即勃起した。
その固形がクリコの陰部に当たると、
「いやあん。立ってる。」
と恥ずかしそうにするのだ。こういう反応は、様々な状況を想定してクリコの脳とも呼ぶべき部分にプログラミングされている。その設定は一万の場面と言うから、相当なものである。
カリモは、益々興奮した。生身の女とは違う異次元の興奮だ。彼女の着物を剥ぐと柔らかな裸身、少し短めな脚と大きな尻がカリモの頭の中を滅茶苦茶に掻き回して性棒を巨大にする事だけを一点に考えさせたのだ。
その結果、ムクムクと鎌首を蛇のように擡げた彼の性棒はクリコの真っ黒なヘアに触れた。
「あ、はん。」
と恥じらいを感じた悶え声に彼は、ベッドにクリコを押し倒して強引に彼女の足を開くと意外にも抵抗なく大開脚してくれた。もう、マンコ丸見えでピンクの唇は大きく開き、彼の性棒の挿入を待っている。
カリモは急いで服を脱ぐと、野太くなった己の分身をクリコのマンコに挿入したのだ。
「やあん、いい。」
と深く挿入していく過程でクリコは大きく悶えた。とてもダッチワイフとは思えず、それというのも電力を充電しているので彼女の体温は人間と同じなのだ。カリモはクリコとディープキスをしながら、思い切り腰を振り、唇を離すとクリコの尖ったピンクの乳首を舌で転がした。
「ああっ。はあーん。やあん。」
と頭を左右に振った彼女の黒髪がバサバサとベッドのシーツに音を立てた。彼女の目はエクスタシーを感じて、閉じられていた。その痴態にカリモはクリコの膣内に深く収まった野太い亀頭から、大量の精液をどばっ、どくっ、と発射すると、その気持ちはスカーッとした気分に浸された。高い値段だったが、どうにかすると金星の女の金髪のオマンコよりも黒い毛が性欲をより高める気もした。
その後、百八十度近く太ももを開脚したクリコは夫のモノを回復させたがっているようにカリモの首に寝そべったまま両手を掛けて、自分に引き寄せると柔らかい唇でキスしてきた。
それだけでもカリモは脳天に電流が走り、クリコの膣内の自分の分身を即、充血させると腰を振り、膣内を擦られたクリコは、
「気持ちいいっ。好きよ、あなたーん、ああっ。いくぅーう。」
と可愛らしく激しく、大きな尻を振りながら悶えたのだった。
アダムとイブの神話も実は金星人が登場する。その話は、後からするとして今はカーラの質問に答えたカリモの答えは、
「・・・日本女性のダッチワイフなんですよ。」
と短く簡潔に答えた。あまり長く説明しているとチンコが立ちそうなので、それは、まずい。
「ああ、おしとやか、とかいう地球の日本女性ね。で、パスポートの方は、もう、いいかしら。結構、わたし急いでいるのだけど。」
「あ、ええ。どうぞ。完了しました。」
機械から出てきたパスポートをカリモはカーラに手渡した。
原始の世界の地球上で一組の裸の成年男女を金星人はUFOから捕獲して、金星でも温暖な地帯に連れて行った。その頃の地球人は金星人を見ても恐怖を抱かなかった。
恐怖とは、何か。
それは過去の記憶から呼び起こされる感情である。もし、過去に恐怖を味わった事がないのなら、何人も恐怖感は味わうことはないのだ。地球人が恐怖を味わい始めたのは、恐竜や巨人族を体験してからの事だ。
恐らく現在の地球の人類は、小回りが利くため恐竜や巨人族に勝ってきたのだろう。
まだ言葉もあまりなかった頃に原始人類は、夜、物陰から洞窟の中を伺い、楽しみにしていたかもしれない。
「あーん、あうーん、わおーん。」
と洞窟の中から巨大な女の喘ぎ声が聞こえてきた。それを洞窟の外から原始人三人の男が眺めている。見ると、洞窟の中に大きく足を開いて寝そべった巨人の女が少し背の高い男にハメられていたのだ。二人の身長は五メートルは、ありそうだ。
男の出し入れされるペニスの長さは五十センチ以上あり、女のワギナは二十センチ位の長さで巨人男の特大肉棒を受け入れている。男は、
「ううっく、おおお。あうう。」
と声を上げながら、人類の二倍以上の尻を振っている。女の乳房も、とにかく巨大だ。その正にパイナップルのような乳房が、男が腰を振るたびにユッサ、ユッサと揺れるのだ。二人は篝火の近くでセックスしているので、女の長すぎる髪もよく見えた。
原始人類はAVなど見なくても、こういう今の人類には見られない、サーカスでもありえない特別なセックスを鑑賞していた。
巨人の男女のセックスは正常位から騎上位へと移る。巨大な手を組み合った若い巨人の騎上位セックスは、原始人の方から見ればスイカが二つ横に並んだような女の尻が上下に動き、ビール瓶のような男のモノを女の巨大なマンコが咥えてドシッ、ドシッと音を立てている。
二人の裸体に流れる汗も量が多すぎるのだ、今の人類に比べて。洞窟の原始人は、それを眺めて自慰に耽るものもいた。巨人女のマンコは大人の男性の頭が入りそうなのである。
巨人女の尻の動きが速くなると、男は、
「おうふ。うぐうぐー。」
と叫び、射精して果てた。女のスイカ尻は、ひくっ、ひくっと淫らに揺れ続けた。
洞窟付近の三人の原始人は、それを見てから家路に着く。三人は同じ洞窟に男同士で暮らしている。一人が、
「あの女、しよう。」
と提案すると、
「そう、しよう。あと三人いると、女おさえて、三人でする。」
「よし、やろう。ちんこ、気持ちいい。」
案がまとまった三人は翌朝、村の若い三人を連れて女のいる洞窟へ向った。三人も裸だし、若い三人も裸でチンコ揺らせながら原始のアフリカを歩く。
キリンが六人の揺れるチンコを見ながら通り過ぎて行った。
洞窟に着くと巨人男は、いなかった。裸の巨人女だけが洞窟の奥に座っていて、篝火は燃えている。
六人は眼を見合わせると、
「それっ。」
と声を掛けて洞窟に入った。巨人女は大きな顔を六人に向けて、驚きの表情を浮かべた。何せ六本の半立ちのチンコが並んでいるのだ。女の顔は大きいが美人と云えるものだ。その頃の地球は氷河期に入る前でアフリカが温帯地方だったので女の肌は小麦色というより、外に出ないので白かった。朝の光と篝火の灯りで昨日の夜よりハッキリと見えるのだ。それだけに美人というのも、よく分かる。大きな下腹部にそよぐ陰毛地帯も幅広く、マンコの割れ目も巨大だがピンク色だ。
六人は女に飛び掛った。巨人とはいえ、女なので三人が女を取り押さえた。頭を抑え、両手と両脚を押さえる。それから二人で百八十度くらい太ももを開かせたのだ。
「わっ。いえい、いえい。」
と女は叫ぶ。巨人男は狩りに出ているらしい。マンモスも一人で倒せるらしい。
押さえていない男三人は、巨大とはいえ美しい女の裸身、しかもマンコ丸見えで口が開いているのを見てチンコを勃起させないわけがない。ギンギラとチンコを直立させ、三人は同時に巨人の美人女の巨大なマンコに三本のチンコを入れたのだ。
女は黒髪を揺らせると、
「あうーん、いいっ。」
と喜びの混じった悶え声を大きく出した。抵抗は、ほとんどしない。それは、そうだろう。原始の時代に女には貞操観念などないからだ。草原で出会った男とも平気で青空の下、セックスをしただろう。それは野生の馬が、見ていたかもしれない。
だから、三人の勃起チンコの動きに合わせて巨美人女は白い大きなスイカのような尻を振った。
抵抗しないので、抑えていた三人は三本のチンコを受け入れている女のマンコと巨大な乳房を見て、即勃起した。入れるとしたら・・・そう、女の口しかない。
その三人は女のピンクの上の唇をこじ開けて、三本の勃起チンコを咥えさせた。
「うぐー、うぐー。むやむや。」
女は口の中で三本の勃起チンコを味わうかのように、頬張り、しゃぶる。フェラチオのテクニックも相当に巧い。
女の柔らかな上の口と下の口は、合計六本の固いフランクフルトを味わったのである。
なんという絶景の乱交セックスだろうか!!!
六人は、ほぼ同時に、
「おうっしっ。」
と声を上げて、射精した。それぞれチンコを引き抜いた後、女のピンク色づいた肌を舐めたり、キスしたり、クリトリスをしゃぶったり、乳房を吸って揉んだり、をそれぞれが楽しみ、巨美女も、こらえきれない快感に、むせび泣くような声を出して悶えていた。それを三十分ほど続けた後、六人は今度は上の口と下の口に入れる場所を変えて、又、三人ずつ同時に勃起肉棒を挿入して巨美女と快感を味わった。
数ヵ月後、巨美女は妊娠している事が分かった。六つ子が生まれたが、身長は巨人族の平均よりずっと低いものになったという。
こういった時代の男女、といっても巨人ではない方の原始人を連れ帰った金星人は、果物や穀物、野菜がいくらでも食べられる土地に置いて自由に生活させた。もちろん、二人とも全裸で女はマンコ丸見えで陰毛を風にそよがせて金星の楽園を歩いていた。
金星人は或る日、二人に、
「ここにあるものは何でも食べてよいが、ただ知恵の木の実と呼ばれるあの木に生えているものだけは食べてはならない。」
と厳命した。続けて、
「わたしはエホバである。」
とも。
二人は神であるエホバの言葉を守り、その知恵の木の実は食べなかった。その土地には二人の他に人は、いなかった。二人とも全裸で生活し、恥ずかしいとも思わなかった。食べ物と水、水は近くにある泉から飲めた、があるのでアダムは特に狩りに行く事もなく、イブと一日中一緒にいて気が向いたらセックスしていた。木陰での立ちセックス、海岸での水中セックスもした。
これらの彼らの行動は金星人が発明した自動追跡隠しカメラによって盗撮され、金星に動画として送られていた。それは金星のさる映像プロダクションによって行われたのだ。彼らのセックスシーンの、いいところだけを編集して
「アダムとイブ 地球人の奔放なセックス」
と題して発売すると、大ヒット作となったのだ。
プロデューサーの発案は、人工の蛇を二人の楽園の中にもぐりこませる事だった。
言葉を喋る蛇、それは彼らの幼稚な言語でよい。制作班はプロデューサーの指示で、早急に人工知能を持つ蛇を作り上げた。その黒い蛇を金星人はアダムとイブの楽園に潜ませたのだ。
昼過ぎにアダムは、
「今日は遠くに行って、バナナをたくさん取ってくるよ。」
と笑顔でイブに告げるとイブは、
「がんばってねえ。」
と励ました。
イブは前から興味のあった楽園の知恵の木の実の前に歩いて行った。神エホバが禁じた果実が、なっているという。
イブはアダムが取ってくるバナナの一本でも彼に上げようと、思った。そのためには知恵の木の実を食べれば、いいのだ。それにイブはアダムほど神に素直になれなかった。
(エホバという神様かもしれないけど、何さ。食べ物にまで一々口出しされては、ね。)
と思いつつ、知恵の木の実の前へ立ったのだ。金星人は地球の女を邪悪な面を持つ人間にした。神への反抗、うそつき、陰謀、陰口など女を男が堕落するためのものとしたのだ。それを金星人は面白がっているのだが。
そこへ黒い蛇がイブの前に現れた。鎌首をもたげ、何と彼女に話しかけたではないか。
「よう。イブの姉ちゃん。こんにちは。」
イブは蛇に話しかけられて、びっくりした。
「な、なに?あなた、話せるのね、蛇の癖に。」
「ああ、そうさ。だって俺、悪魔の使いだもん。姉ちゃんよ、神の言いつけなんて守っても仕方ないぜ。あの知恵の木の実を食べて御覧よ。アダムとのセックスも、より楽しくなるよ。」
それを聞いてイブは恥らわなかった。それより彼とのセックスが生き甲斐なのだ。フェラチオもたっぷりしている。そういう描写は旧約聖書では、無論、書かれていないけれど。つまり、アダムとイブのセックスシーンをね。
イブは積極的に、
「そうなのね。神って人間とセックスできないから、知恵の木の実を食べさせたくないのかもね。嫉妬ってやつ?神のくせにさー。わたし、アダムともっと大胆に激しくセックスしたいのよ。」
サクリ、とイブは知恵の木の実、それはイチジクに似ていたが、を手に取ると貪るように食べる。そして、
「おいしい、わ。アダムとのセックスが楽しみ、うふ。」
と蛇を見下ろして話す。蛇は、うなずくと、
「そうだろう。おれ、いい事、教えたよな。悪魔様は神と違って人間の快楽を止めたりしないんだ。いや、それどころかセックスに耽る事を認めておられる。神と悪魔、どっちがいい?」
「それは悪魔様だわ。ふん、神なんてのに騙されていたのね、わたし。知恵の木の実は、こんなにおいしいのに。」
夕方、アダムは抱きかかえるほどのバナナと共にイブの前に帰ってきた。
イブ
そんなに、いっぱい取ってきたの、嬉しいわ あなたのバナナも今からでも欲しい
アダム
そうだね、ぼくのバナナを味わってみるかい 今から
イブ
ええ、もちろん でも、その前にさあ あの知恵の木の実を食べてからにしたいな
アダム
何を云うんだ あれはエホバ様が食べては、いけないと云われたのだぞ
イブ
エホバなんて、どーでもいいのよ わたしたちは あんな神といってる奴に
だまされていただけ
アダム
そうかな そういえば、そうだろうな
イブ
ね?やってみない、食べましょうよ ね、ね
アダム
そうだなー そうまでいうなら たべようか
二人は手を繋いで知恵の木の実を食べに行った。
最初にイブが食べて、もう一つを口に入れ、
「あなたに口移し。」
と、もごもご云いながらアダムにキスして唇を開き、彼の口の中に入れる。
二人は知恵の木の実の味に陶然とした。それから、互いの身体を観ると
アダムは
「おい、まんこ丸見えだ。今までは何ともなかったけど、なにかで隠した方がいいよ。」
イブ
「あなたこそ、チンコ丸出し。それは今まで、わたしも何とも思っていなかったけど、あなたもチンコは隠した方が、いいわ。」
二人は近くに生えていたイチジクの葉で、自分の秘部を隠した。
何を隠そう、この知恵の木の実には原始人の大脳の新皮質を活性化させ、羞恥心を目覚めさせる成分が金星の科学によって、開発され注入されていたのだ。金星人は地球人類の大脳の発育を促す実験のため、アダムとイブを金星に連れて来ていたのだ。
それを知恵の木の実の近くに仕掛けられた隠しカメラからの映像で、見届けたエホバと名乗った金星人は単独で円盤に乗り、二人の前に降り立った。
アダム
あっ、エホバ様・・・・
エホバ
とうとう、してはならない事をしたな。おまえたち、マンコとチンコをイチジクの葉で隠しておるが、もう、そうなっては楽園には置いておられんのだ。
楽園追放だ。あの円盤に乗れ
二人は、エホバの威厳に抵抗できず、円盤型の宇宙船に乗ると、円盤は独りで発射、上昇して地球に向った。もちろん、これは他の場所からエホバの仲間が遠隔操作していた。
地球に降り立ったアダムとイブは、イブのオッパイを隠すため幅広い葉っぱを見つけ、やがて衣服を二人の子孫は発明し、言語も発展して貝殻から貨幣経済ができ、今日の世界に到ったのである。
これは旧約聖書にも、その断片が書いてある。が、聖書なだけにエホバがマンコとかチンコと発言している部分の記述は見当たらない。
カーラ・オパルは地球に行く事になった。とかく宗教と言うものは厄介ごとを招きやすい。現在、2015/01/22、中近東と揉めているのは石油が原因とはいえ、背後にあるイスラム教とキリスト教の対立にある信仰の違いが紛争を呼んでいるのかもしれない。
ユダヤ教とキリスト教も対立したものである。それはユダヤ教徒がキリストを認めないのであるからして、彼が神の子とも認めないのだ。だが、先に真実を記述したようにキリストは金星人の子供であり、アダムとイブを楽園に置いた神、エホバも金星人なのである。
旧約聖書には様々な神の名前が出てくるが、これは色々な金星人が別々の名前を語っているからだ。
アドナイなども、そうなのだ。よって同一の神が異名を沢山、持つわけではない。
さて、処女マリアは大工のヨセフとの妊婦の状態でのセックスを堪能した後、馬小屋でキリストを産んだ。彼は謂わば、金星人と地球人の合いの子である。そのため、イスラエルの民とは違った風貌を持ち、金星人から神の子が生まれたと告げられた東方の三博士によって祝福されたのであった。
そういった事も含めてキリストは自分を神の子だと、思うようになったのだ・
ギリシャ神話にも人間の女に性欲を持つ神が登場するけれども、あれも地球外惑星の人間であると考えるなら、不自然なものは何もない。
それでもキリスト教が欧米で支配的なのは、キリストの父親の金星人が息子のキリストを愛し、時々、地球に来てはキリストに教育したからなのだ。
彼の行った奇跡は金星の科学による機械を用いたものが多いのだ。
水上歩行などは、無重力にするための小型タブレットを用いたものだったのである。
今は地球ではタブレットパソコンが大流行だが、金星のタブレットは水の上を歩けたり、水中の魚を集めたり、嵐を鎮める事もできる。キリストの父は、
「これを使って、おまえが神の子であることを証明しなさい。」
と命じた。
「はい、神である父上。」
とキリストは答えた。
様々な奇跡を起こすキリストに対して、ユダヤのラビは非常に自分たちの地位が、おびやかされると危惧した。
「われわれには、あんなことはできない。」
「なにか手品でもしているのでは、ないかね。」
「タネが今のところ、わからない。」
「このままでは、ユダヤ教はキリストのものになってしまう。」
「よし、キリストをローマ人に渡そう。」
かく策略したユダヤのラビによって、キリストはローマ人に捕らえられ磔の刑になったのだ。
十字架の上でキリストは、
「父よ、わたしを見捨てるのですか。」
と呟いて息を引き取る。しかし、それは仮死の状態だったのだ。キリストは自分の父が神だと信じ、金星人とは思わなかった。
金星から息子のキリストを一日に一度は監視カメラから覗いていた父は、
「おや、仮死したか。墓場から連れ出そう。」
UFOはキリストが埋葬された墓に現れ、仮死状態のキリストを金星の医学で蘇生させた。
その後、聖書にもあるように弟子の前に現れたキリストは、その後で父と共にUFOで金星に行った。
金星に到着したキリストは、眼に見えるものが地球とは違って美しいものばかりなので、
「父さん、ここが天国なんだね。砂浜は黄金色の砂金で、いっぱいだし。街を歩くとセクシーな女性ばかり。マンコのスジが浮いて出ている薄いズボンの人もいたよ。」
と感想を云うので、父は、
「ああ。はやりのファッションでな。ああいう女性は、男性に誘われてマンコにチンコを嵌められたいという意志表示なんだ。金星ではね、二十世紀の地球の日本とかにあるコンビニエンスストアの数くらいラブホテルが、あるんだ。」
「ラブホテルって何、お父さん。」
「ラブホテルは男と女がチンコとマンコを密着させて楽しむ、プレイだよ。真面目なものは子供もできるけどね。」
「ああ、あれか。でも、ぼくは・・・。」
「童貞だろ、イエスよ。」
「はい。地球の女に興味を持てなくて・・・。」
イエス・キリストは広い金星の家のリビングのソファの上で、父に対して恥ずかしげに顔を伏せた。
「子よ、構わぬ。ここは天国じゃ。天国の女を味わうがよい。」
父はキリストに、そう優しく諭した。
父に促されて、家を出たキリストは振り返って自宅を見た。金星の家には円形の外観の住宅が多い。その辺りは、緑の樹木で覆われた閑静な住宅地だった。
(女と遊ぶためには、街に行けば、いいのだろう)
キリストはトボトボと田舎道を歩き、街らしきところに着くと、そこは小さな川の近くで売春宿らしきところが見えた。
やはり金星人とはいえ、風俗に身を落とした女は地球の女と変らず、どこかだらしない。
しかし、地球の女と違って数百歳も生きるのだから、男を十万人斬りしたりする女もいるのだ。
キリストが見た女は豊胸で尻は意外と細めの女だった。見た目は二十三くらいか。どこか純情そうにも見える睫毛の長い美形の顔。その美女がキリストに館の中から声をかけた。
「お兄さん、よっておいで。あんたは三番目のお客さんだよ。おや、髪の毛黒いね。地球から来たの?」
「はい。神である父に連れられてまいりました。」
きゃらきゃら、とそれを聞いた美女は笑った。
「この星ではね、神様なんていない事は、ずっと昔から分かっているんだ。あんたの父さんが、神だと名乗っているのかい。」
「ええ、父は神に違いありません。そして、ここは天国だと聞きました。」
美女はラッパを吹くように吹き出して笑った。
「口の巧い、お父さんだね。あんた、地球人との合いの子だろう。」
「なんのことか、わかりませんが。」
「いいよ、それは。そんなとこに立ってないで、館の中においで。」
美女は片目でウインクした。
イエスは、きらびやかな売春館に入った。廊下にはシャンデリアが整然と細長い廊下の天井から優美に並んで静止している。イエスの目には、それらは映らず、呼びかけた美女の姿を追い求めた。廊下を歩くと部屋のドアを開けて顔を出している金星女性も少しは、いたが呼びかけてくれた美女しかイエスの頭には存在しなかったので、少し歩くと右手にドアを開けて廊下に出ていたのは、その美女だ。脚は長く、ビキニ姿で立っていた。それを観てイエスの息子も、すぐに立った。
笑顔を浮かべる地球のレースクイーンのような、その美女のところに早足で歩くイエスだった。イエスより少し背の高い金髪女性。彼女が先に部屋に入ったので、イエスも続いて中に入った。意外と広い部屋だが、それなりに殺風景で、シングルより少し広めのベッドがあるだけ。ソープランドでは、ないからだろう。
金星では売春防止法は、ない。それどころか稼ぎのいい女性は、金星社会では高収入で国会議員の年収を抜くものもいた。それは金星人がセックスを至高のものとみなしているからだろう。
最高級の美女もいるので、その女性と一日中セックスしていくものもいる。料金プランは当然、高い。だから高収入であるのだが。
さて、イエスの場合は。
美女はイエスの股間を見ると、
「あら、もうチンコ立ってるわね。じゃあ、わたしもマンコ濡らすかな。」
と眼を輝かせてビキニを脱いだ。
マンコの毛も金髪だった。美マンにして美陰毛なのだ。陰毛なんて似たようなものと考えがちだが、地球の女性にしても年増になれば陰毛も年を取るので魅力もなくなる。綺麗な陰毛は金髪も同じで、性欲をそそるのは、いうまでもない。
ここで地球の日本のヘアヌード事情を考えよう。頑なにヘアヌードを取り締まってきた所が、何ゆえにヘア解禁を認めたのか。というのはヘアヌードモデルの陰毛の質の悪さにある。それに芸術という名でも付ければ、猥褻ではなくなる。日本のヘアヌード第一号の女性は年増である事は、ご存知だろう。その陰毛の質の悪さでは男性のチンコを勃起させるには至らない代物だった。
よって、日本のヘアヌード写真は解禁されたのである。もしも、あれがもっと若い女性だったならば、未だに禁止されていたかもしれない。後は怒涛のようにヘア写真が出れば、まれに質が良くてももう、取り締まれないのだ。
で、イエスの眼に映るのは天国と信じているところの女性の金髪の陰毛の美しさ、みだらさ、であり、彼は云われたまま全身の衣服を取っていた。
が、それを見た美女は、
「まあ。意外とミニサイズね。料金は安くしておくわ。さあ、」
彼女はベッドに寝そべると白い長い両脚をみだらに開く。花びらのようなマンコが少し開いた。
イエスは、しゃにむに彼女にのしかかると、十センチの勃起チン棒を挿入した。女はあまり感じないらしく、
「入れただけじゃだめよ。腰を振って。」
と優しくイエスの首の後ろに両手をかけた。
「じゃあ、振るよ。」
イエス・キリストは腰を二振りすると、柔らかい彼女の膣の中はコンニャク畑だった。
「あっ、天国にイク。」
イエスは声を上げると、発射してしまった。二擦り半、というのが正確なイエスの初体験の成績だったのだ。
美女は笑いながら、
「だめねー。超早漏なのね、あなたは。」
と同時にイエスのチンコは、しぼんでいった。それを申し訳なさそうに引き抜いて、イエスは、
「すみません。」
と謝る。
「いいわよ。わたし、まぐわいのマリアっていうの。又、遊びに来てよ。」
マリアは天女のような微笑でイエスを見送るのだった。
以後、イエスは天国、実際には金星、で遊蕩に耽りまくり、短小の悩みも金星のペニス増強薬などで改善していったのだ。キリスト教のみなさん、イエス・キリストは天に昇ってからは地上で出来なかった分、マンコしまくったという事実をあなた方は知らない。
時代を地球史の逆に遡ろう。
イスラエルでは、天に届く高い塔を作ろうとしていた。今で言う高層建築物である。
「高い塔、作って神様のところまで行こう。」
と筋骨逞しいヒゲもじゃの中年が仲間に話す。
「ああ、神様の近くに行けるからな。」
二人だけではなく、大勢のユダヤ人はバベルの塔と呼ばれる高層ビルを作っていたのだ。
それを知った神、正確には金星人は、
「人間が高い塔を作り始めた。これではUFOでの低空飛行も、できなくなる。それに・・・。」
「ああ、そうだ。窓を開けての低空飛行セックスも楽しめなくなるじゃないか。」
「全くだ。地球の人間は怪しからん。懲らしめるか。」
「よし、やろう。おれたちの地球低空でのセックスの楽しみを奪われては、かなわんからな。」
彼らはバベルの塔を建設している作業員に命令している男たちに、脳波を撹乱する光線をから放った。
現場監督らしい五十代の男性が、
「次は、そなむなへ、石をむられるよ。」
と指示した。
作業員は怪訝な顔をして、
「なんといったのですか。わかりません。」
「石とマンコしなさい。」
「・・・真面目にやってくれませんか。」
「その石でオナニーするのだ。」
「やってられないなー。次は、どうすれば、いいんですか。」
「だから、マンコ石でオナニーだ。」
作業員は呆れた顔をして、積み上げられた石を何処にも運べなかった。
この現象は、五十人はいる現場監督のすべてに起こった。よって建設現場は大混乱となり、作業員が王様に直訴したため、大工事は中止となったのである。
これが旧約聖書にあるバベルの塔の実際の話なのだ。聖書では言語が混乱して、としか書けず、マンコなどは聖書には書けなかったのである。もし、勇気ある聖書編纂者がマンコなど記述していたら、旧約聖書は未成年者が閲覧できなくなっていたであろう。
建築が中止されたバベルの塔にUFOで降り立った金星人は、そこで心行くまで乱交したという。
カーラ・オパルは地球の目的地は日本にした。役所の眼を誤魔化すには行方不明の女性の戸籍を買う事が必用なのだ。
カーラに先立って、先遣隊が彼女が成り代われる人物の戸籍を見つけなければ、ならない。白色のUFOは東京の上野に到達した。
最近のUFOは低速で飛び、わざと人に見えるようにしている。先遣隊は東京都や上野の人間に見えないスピードで上野公園にUFOを着陸させたのだ、深夜一時に。
この辺には浮浪者が多くて、戸籍を売っている人間がいると聞いてきたのだ。薄暗い中に蠢くカップルの姿が見えた。
「ああん、いいっ。」
と若い女の喘ぎ声がする。彼らは公園のベンチで座ったまま、セックスしていた。男の太ももの上に跨り、開脚して尻を前後に振る女の姿は激しい。
男は夜なのにサングラスをしている。女の上着の上から乳房を揉みしだくと、
「うう、締め付けのいいマンコだな。家出してきたそうだけど、金は、あるのか。」
「ないよー。財布の中には五百円だけ。ああーっ。」
口を少し開けた女に男は舌を出してキスをする。二人の唇は重なり、その中では貪るように舌を絡めあっているのだ。そうしつつも女はリズミカルに尻を振っている。唇を離すと男は、
「これから、どうするつもりなんだ。東京は危ないところだぞ。若い女がウロウロしては、だめだ。」
「なによー、さっき出会ったアンタとセックスしてるじゃない。」
「おれは、いい。この後、五万円出すさ。」
「ほんとー?うれし、い、ああん。」
「その代わり、戸籍を売らないか。仲介してやるからさ。」
「えっ、戸籍?」
「ああ、行方不明になってるだろ。」
「うん、もう三ヶ月よ。もっと、チンコ入れてよ、ねえ。」
「おうし、わかった。ほれ、ほれ。」
「あっ、子宮にあたるぅん、すんごく、いい。」
「気持ちいいなら、おれに金くれてもいいんじゃないか。」
「えっ、あんたホスト?なの?」
「馬鹿いえ、冗談だ。ニュービジネスで身を立てているんだぜ。」
「今はチンコも立てているんでしょ。」
「おう、そうだな。家出娘専門だ。おまえ、十八か?」
「そう、なって二ヶ月、高校卒業して家出したの。あっ、チンコ小さくなったよぅ。」
「よーし、出してから話そう。いいか、中に出して?」
「だめよー、子供はまだ、いらないから。」
「じゃあ、顔にか?」
「アダルトビデオみたいなの、しないで。あっちの草が茂っているとこに出して。」
「よーし。いくぞー、おっ、おっ、おっ、ああー気持ちええなあ。」
「ああっ、関西の人なの?ああっ、だめになりそう、はやくイって。」
「あああ、いくうううう。」
男は自分も激しく腰を振っていた。
「あおっ。」
と叫ぶと、女を太ももから降ろし、高い生垣みたいなところに向ってチンポを震わせながら、
「あー、おー、おうん。」
と呻きつつ、三回は射精した。びゅっ、びしゃっ、どばっ、という感じで。
その生垣の裏に金星からの先遣隊は、潜んでいたのである。
それで少しは先遣隊の男二人に精液が、かかった。思わず独りは金星語で、
「汚いな。少し、かかったぜ、おい。」
「しょうがないよ。気にするな。金星じゃ、地球の男の精液を集めて乳酸菌飲料みたいなものを作っているやつも、いるだろう。」
「でもさー。」
二人の金星人の会話は、そのカップルのような男女には外国語に聞こえた。
サングラスの男はチンコをズボンにしまうと、
「あの裏に外人が、いるようだぜ。おまえもマンコをショーツで隠してしまえ。他に行こう。」
「ええ、そうね。」
逆三角の黒々とした陰毛を彼女は白いショーツに包んだ。
移動しかける二人に生垣の裏に、しゃがんでいた金星人二人は立ち上がると、
「待ちなさい、お二人さん。」
と、一人が明晰な日本語で呼びかけた。その言葉は優しく暖かいものだった。天使の声は、かくもやと思われるものだったのだ。
サングラスの男が先に止まると、振り返る。
「なんか用ですか。ぼくに。」
女も止まって、振り返った。金星人二人は彼らに歩み寄ると、
「サングラスの君。お金が欲しいんだろう?」
「はい、そうです。外国の方かと思ったけど、日本人ですね。」
「まあ、そういう事は、どちらでもよい。戸籍を売ってくれないか。」
「は、はい。僕は持ってないけど、この女が・・・。」
サングラスは、後ろを振り返った。若い家出娘は、
「持ってますわ。売ります、いらないから。」
と答えた。
「よし、五百万円で買うよ。」
と金星人は申し出る。サングラスは、
「五百万、も貰えるのですか、信じられない。」
「もっと安く売ってくれるのかね?」
「いえいえ、とんでもない。五百万円で、お願いします。」
話は、それで決まったのだ。もちろん翌日にならないと、役所は開かないし、上野公園に戸籍謄本を持ってくることに、なったのだ。円盤に戻った金星人は、
「これでカーラの戸籍は、できた。日本に潜り込むのは、アメリカよりも難しいからな。」
「上出来だよ。日本研究は、これからの我々の目的だ。」
東京都港区には金持ちが多いと云われている。だが、しかし百坪位で数億の家となり、製薬会社を興して数十億の財産を築いた薬竹石雄には、その広さに満足できなかった。
彼の故郷は福岡県福岡市であるが、ここも土地はすでに安くはない。それで格段に安い山口県下関市にある中古住宅を購入して、福岡市に支店を作るのに利用しようという考えだ。
千坪の敷地に事務所もあるから、便利だった。石雄は上機嫌で、帰京するために福岡市の博多駅まで行き、新幹線に乗った。窓の外は黒いブラシで塗られたように闇に覆われていった。それでも車内が暗くなるわけではない。夜景も又、楽しみなもの。薬竹石雄は窓の外を見続けていた。
あ、あれはなんだ、もしかして
彼の眼に映ったのは緑色の光を放つ、丸い球体が新幹線と併走するかのように飛び続けている光景なのだ。
錯覚か、と思っても、それが一分も続けば、それは目の錯覚でない事は明らかだった。石雄は眼が離せなくなった。そして、それは東京駅へ着くまで窓の外に見えたのだった。
東京駅の古臭い匂いの中を歩いて、実に汚いとさえ思う石雄だ。2020年にオリンピックがあるから、いくらか改装される事もあるだろうが、デフレだった影は東京の何処にでもある。こんな今の東京も新築が多い頃は新鮮だったのだろう。
出口近いところに若いOLが小鹿のように立っていた。肩より下の髪の毛の長さ、目はパッチリとして美乳と思われる胸は適度の大きさで、その代わり幅広い腰骨はスカートの広がりにも表れていた。
小さな家に戻り、古い妻に迎えられるより、・・・・こんな子とシティホテルで過ごしたい、と石雄が思いながら通り過ぎようとすると、決然的な運命の転換は古臭い首都の一番の駅の構内でも起こった、が故に、
小鹿ちゃんは、石雄に駆け寄ると、
「薬竹社長ですね?」
と尋ねてきた。美乳が左右に揺れるのは、性欲を押し上げられる。
「え、そうですが、何か・・・。」
本当は嬉しいのだが、その感情を隠しつつ(日本人らしい!)返答した石雄に二十代半ばと思えるその女性は、
「いきなり、すみません。わたし、「東京の今」という雑誌で記者をしています、多沢季色(たざわ・きいろ)と申します者です。」
とスラスラスラリンと自己紹介の弁を流すのに、ためらわなかった。石雄は、うなずくと、
「取材か何か、とか、かな。」
「ええ、ぜひ、お願いしたいんです。よろしいでしょうか。」
下からの目線で見上げる彼女の瞳は、意外と純粋だった。
「ああ、いいよ。今日は、あいているからね。」
「ラッキーでした。喫茶店で、よろしいですか。」
「そうだね、この近くにある新しくできた高層のシティホテルにあるよ、うまいコーヒーを味あわせてくれる所が、さ。」
「いいですわ、ぜひ、いきたいです。」
化粧をしていないな、と石雄は彼女、多沢季色について感じた。彼女が石雄の左に寄り添ってきたからだ。それでも、ほのかな、いい香りがした。横から見ると美乳の形は、乳首が上向きのように思えた。灰色のコートだが、そのくらい盛り上がっている。
二人は並んで歩き出した。夜も遅いとはいえ、人影が絶えない通りを歩きながら石雄は多沢季色のスラリとした膝から下の滑らかな美脚に視線を奪われる事、しばしであった。考えてみれば、自分の娘も彼女と大きな差はない年頃だ。今、どうしているのだろう。
もう、家に帰っているのかな。母親に似て、綺麗でわがままな娘になってしまった。好きにさせてあげたいものだ。一人娘だから、遺産はタップリと上げよう。
ふと右を見れば、高層ホテルは白い光を発光して立っていた。タワーマンションみたいな外観だが、入り口は豪華なものでホテルとすぐ分かる。
「あれだよ、ぼくが話したホテルはね。」
多沢季色は澄んだ瞳で回りに比べて一際目立つ、その建物を見上げると、
「豪華そうで、すてきー、ですね。喫茶店は、どの辺りにあるのでしょう。」
「真ん中ぐらいだね。その上にある客室は宿泊費も高くなる。」
「ええ、そうでしょうね。でも、わたし、取材だけで泊まりませんから、気になさらないでください。」
「はは、そうだね。そうか。終電に間に合わないと、困るかな、と思ってさ。」
「ここから、わたしのマンションは近いので、歩いても帰れます。」
「ぼくも港区だから、歩いて帰れない事もないんだけど。タクシーに乗った方が、いいだろうと思うけどな。」
「お体、丈夫そうですね。なんか、三十代の男性に見えますけど。」
「あはは、そんなに若くないよ。もう、五十すぎなのさ。そうでないと、なかなか金は大きなものは手に出来ないものでねえ。実業の世界は、芸能人やスポーツ選手のように若くからは無理だね。ここで話すより、行こうよ。中に。」
「ええ、お願いします。」
多沢季色が体の向きを変えたとき、どっしりとした尻が揺れて見えた。
十五階のレストランフロアみたいなところで夜景の見える喫茶店は、夜更けのために客も少ない。丁重さを極めたボーイが、レモンの入った水をグラスに入れて二人の座った窓際のテーブルに持ってきた。
石雄は、
「コーヒーが、うまい店だ。そうだね、君?」
と最近の東京人に多い日焼けした顔をしたボーイに問いかけると、
「はい。自家焙煎の自慢のもので、ございます。千五百円が、当店の最高のものですから、それをオススメいたしますのでございます。」
「やあ、いいなー、それ。それ、貰うよ、二つ。多沢さん、いいだろ、それで。君にピッタリだよ。」
多沢季色は満面に桃色の笑顔になると、
「本当は、わたしが出費しないといけないのですのに、そんなことまでしていただいて、よろしいのですか、本当に。」
「何をそんなに気にしなくて、いいよ。じゃあ、ボーイ君。頼むね。」
「はい、社長様。しばし、お時間をいただきます。」
夜空に光るネオンの輝き、しかし東京は夜景が綺麗な都市とはされていないのも節約志向の表れだろう。薬竹は東京人のケチさ加減に呆れる事もある。
だから、この店にも客は少ないのだ。
季色はテーブルの向こうで、テープレコーダーのスイッチを押した。小型のものだ。ボールペンサイズの探偵が使うような、気づかれないもの。石雄は季色の胸に見入っていたため、それには気づかなかった。
季色が尋ねたのは、社長になるまでの苦闘と現在の違いだった。石雄は人差し指を鼻に当てた後、
「そうだな、今の方が楽しいともいえないね。一人娘がいるんだけど、こいつに問題があってさ。」
「何不自由なく育たれたのでは、ないのですか。」
「そうさ。女中まで、つけてやったよ。そのせいか遊び好きな、わがまま娘になってしまってね。」
「それで現在も苦闘中、ということですね。」
「そうだ、そういうこと。そういう中で、君に会えて嬉しい。」
「まあ、さすが社長、社交辞令がうまいわ。」
「なにを、社交辞令じゃないよ。君みたいな日本的女性も少なくなってきた気がするから。洋服着ていても日本的だね、君は。」
「はい、よくいわれますけど。それは、わたしが大学で日本文学を専攻したためだと思います。」
「うーむ。それだろうね。最近の若い女は言葉も乱れているし、男言葉を使う奴もいるしな。」
「そういう世相なのですわ。わたしの母は日本舞踊の名取ですから、その方面も躾けられて。」
「ああ、君も名取なのかい、日舞の。」
「はい。まだ、取って間もないものですの。」
石雄は季色の尻が安定的なのも、そのせいかな、と夢を見るように思った。
「それは、ここで見れないから、ホテルの最上階のツインの部屋で見よう。」
「ええ。嬉しいです。」
簡単に承諾が貰えるとは石雄は、思っていなかった。スイートルームに近い贅沢なツインの部屋で、そこは広いから季色に日本舞踊を踊ってもらった。
石雄は椅子に腰かけて鑑賞していたが、
「日本舞踊って、よその国と違って不思議だね。独りで踊って、男と女が組むものがないだろう。西洋のダンスとかバレーなんて男女が手を取り合うね。特にダンスは。」
それを聞くと季色は笑顔を浮かべながら、踊りつつ、
「それは文化の違いですよ。わたし、ダンスとか、したことないもの。」
「そうだろうなー。」
石雄は、ぼんやりと昔、クラシックバレーをやっているスタジオの内装を仕事で手がけた事があったのを回想した。改装したから回想したのかもしれない。
その時、白い衣装で高く脚を上げ、何度もパンツを見せる二十歳の女性に仕事中だが勃起してしまった。
仕事が終わってトイレに行くと、その女性が洗面台にいた。石雄は、
「とても美しかったですよ、あなたの踊り。」
と声をかけた。彼女のマンコが身近に見える。といっても、それは二重の布に隠されては、いるけど。
「ありがとうごさいます。」
と振り向いた彼女の顔の白い事、まるでロシア人的日本女性だ。石雄は彼女に近づくと、抱きしめて強くキスをした。彼女は抵抗せずに石雄の舌を受け入れる。石雄の男の鉄砲は、固く大きくなった。石雄は彼女とキスしたまま、個室に入れて鍵を掛けた。
右手で彼女のバレー衣装の上着の上から乳房を掴み、揉み続け、下にその手を降ろすとスカートの中に手を入れてタイツとショーツをズリ下げた。とたんに見える彼女の新鮮な陰毛は、かぐわしい匂いを放散した。
キスを続けながら石雄は自分のズボンのベルトを緩めて、下に落とすと黒いパンツも下に急降下させた。
彼女は石雄が肉欲の棒を入れやすいように、立った足を横に開く。下に見下ろすと、彼女の陰毛の下にピンクのスジが見えて、それはあどけなく少し口を開いているかのように、パクと割れていた。
その形状こそ、男の性欲を最大限に燃え上がらせるものなのだ。キスを続けているうちに彼女は、そこを少し濡らせていた。石雄はスイーッと、いきり立つ己の分身をピンクの花びらの中に埋め込んだ。と同時に彼女は、
「アン、気持ちいい。」
と可愛い喘ぎ声を洩らした。石雄の腰の動きにつれて、
「はぁぁぁっ、あぁぁっ、うぅぅぅぅん、いやーん。」
とむせび泣くように悶えたのだ。彼女の膣は石雄の、女にとっておいしい棒を、ぴったりと包み込んでいた。その生暖かい感触に彼は、
「あっ、もう、いく。ごめん。」
と声を上げて乳酸菌飲料色の液体を彼女のマンコの中に放出していた。
そのバレリーナこそ現在の石雄の妻なのだから、あながち行き過ぎでもない。しかし、今、石雄が見ているのは彼のこれからの妻には、ならないだろうという女性の踊りだ。
季色は踊るのを止めて、
「どうかなさいましたか。」
と声を出したので、石雄は我に戻り、
「あ、ちょっとね。考え事に耽っていたものだから。」
「女性の事を思っている顔でしたわ。奥さんの事かしら。」
「あ、ああ。よくわかるね。実は妻はバレリーナだった。芸能のごみために行って、枕営業の精子をぶっかけられる前に自分のものにしたから、綺麗な体だけどね。」
「まあ。大抵というか十五歳以下の女子をのぞけば、枕営業か売春しているのが芸能の女性らしいですね。その辺は雑誌関係でも知られてます。わたしの出版社でも取材に行ったら、口止めに落ち目のアイドルをもらって一晩、抱いたらしいです・・・。」
その芸能事務所のすぐ近くにラブホテルが、あった。昔、少し華やかだったアイドルB子は、サングラスをかけて帽子をかぶっている。だから人目に立たないけれど、落ち目のアイドルなど雑誌記者は追わないのだ。
季色の出版社から取材に行った四十代の男性記者は、B子の少し後ろを歩いて、一緒にラブホテルに入った。午後二時頃の話。太陽は燦燦、SUN,SUNと輝いていた。B子は今、二十五歳。スタイルはよくて、くびれた胴の下に広がって上に向いた尻、胸は少し小さめだが、そのリンゴみたいな乳房は熟れたリンゴのように味が、ありそうだ。
記者は、
(こんな、いい身体をしているのに落ち目なんて・・・)
と後ろからB子の歩くと左右に揺れる豊満尻を涎を口に押さえながら、見とれて思う。(十代のタレントに押されているんだろう。役得だよ、おいしそうな体を堪能できる。えへへ。)
記者も独身だった。B子も独身。だから共通点は、ある。B子にためらいが感じられないのも、記者が既婚者でないという事もその理由の一つなのだ。
ラブホテルのフロントには若いブス顔の女が一人で立っていた。それでも愛想は、よかった。部屋に入ると赤いカーテンが窓を閉め切っていたので、電燈をつける。すると青いLEDランプが柔らかな光で二人を照らした。
B子は黙って記者の横向きになり、服を脱いでいく。その動きは速い方なので、下着になるのは、すぐだった。ごくり、生唾を呑む記者、その股間はすでに半立ちになっている。
ロングの髪の毛を肩より下に垂らしたB子は、白いブラと黒いショーツの姿態を記者に向き直って、正面から見せた。黒いショーツは彼女の陰毛を想像させるもので、透けてみえないだけ興奮させるものがある。B子は、
「早く貴方も脱いでください。これも仕事なんです。これが終わったら、レポート番組に出るので。」
と可愛い声で催促する。記者は慌てて、
「ごめん。すぐ脱ぐよ。」
と答えて、大急ぎでパンツも降ろして素裸になった。肉の松茸は、ほぼ完全に硬直していたのだ。B子との距離は一メートルほど、あったが彼女は近づいて、
「おいしそうなキノコね。しゃぶりたい。」
と手を伸ばす。柔らかな彼女の手が、記者の肉松茸をつかむと、膝を突いて口に含んだ。記者は頭を反らせて、
「ああ、気持ちいい。君も脱いでよ、全部。」
と声を洩らすと、
「わぁなた、ふがせて。」
と口の中に記者の松茸を頬張りながらB子は云う。記者が上から見下ろすと、長い睫毛の彼女は綺麗で、時々、旅番組に出てレポーターをしている姿と少しも変わらず、記者は二人でテレビに出ている気分になる。
≪いい立ち、夢の中≫
そんな番組名を考えてしまうのだ。だが、白いブラを取りたくなって、彼女の背中から、その美乳を隠しているものを外したのだ。ああ、そこに出たのは、おいしいリンゴのような白くて乳首が薄赤色の乳房なのだ。記者は、屈むと彼女の乳房を両手で揉む。すると感じやすいのかB子は、口を松茸から外して、
「ああーん。久し振りだわ。二年も彼氏が、いなかったの。」
と告白して立ち上がり、中年記者の首に両手をかけると、少し伸び上がってキスしたのだ。記者の松茸はピークに達した。彼はB子を横抱きに抱き上げて、ベットに運び、そっと降ろした。彼女の黒のショーツを下に降ろしていくと、濃くて広い逆三角の陰毛が見えた。膝の下からさらに足首へとずらし、彼女が足を両方持ち上げたので、一気にショーツを抜き取れた。
フワフワとした香りの良いB子のマンコの匂いが記者の鼻の穴に、忍び込む。これだけはテレビを見ている視聴者には伝わらないだろう。
陰毛地帯の下にすぐ、男のモノを咥えたがっているかのようなB子の割れ目が顔を出していた。記者は、その魅惑的過ぎるものに顔を近づけると、ペロペロと執拗に愛撫を続けた。
「あんっ、気持ちいいっ。舐めたら、入れてっ。」
と可愛い声で叫ぶB子の快感に酔いしれる顔、それもテレビでは見れないものなのだ。彼女はアダルトビデオには出演しないので、その快感に歪めた顔は一般的に知られていなかった。記者はB子の旅番組の夏の頃に彼女が薄着している姿を見て勃起しかけた事があったのだ。その位、二人の体の相性は、いいのかもしれない。
入れてっ、という言葉を耳に投げ入れられた記者は、早くB子に入れないといけないと思い、マンコから顔を上げると体を彼女の上の方にずらした。それから二人は恋人同士のように長いキスをすると、B子が記者の目を見つめて、
「いっぱい、頂戴。」
と甘く、ねだるように誘う。記者は矢も盾も槍もたまらずに、右手で自分の太くなった松茸を握るとB子の開いたピンクのマンコに、ゆっくりとうずめていった。底の底まで埋まっていく時、
「あー、いやーんっ。ああーっ。」
と彼女は長い喘ぎ声を上げたのだ。その声もテレビ番組視聴者は、聞いた事がないものだ。その声だけで記者は、イキそうになったが我慢して、奥まで入れてから擦りつけピストンを始めた。