SF小説・未来の出来事39 試し読み

 火星の美女二人は海水浴に来たようだ。火星に海があるなんて信じられない気持ちの岩山岩蔵だったが、その二人の身長は二メートルは超えていて胸の膨らみも、その身長に、ふさわしいものだ。ザザーン!ドパーン!と波の音が聞こえた。二人の美女は海岸から海に入って行ったが水中カメラが二人の海中の裸体を捉えている。
それを地球の日本の福岡市の地下街にあるマッサージの店の中で見ている岩山と特団社長は、うつ伏せでいながら目を見開いた。女性マッサージ師は二人に目にかけるゴーグルを渡し、
「そのゴーグルでは操作不要です。あなた方が見たいと思ったものをズームアップしますよ。」
え?そんな夢のような機械が?と思った二人だが、うつ伏せのまま目に当てて見ると二人は、それぞれ臨む場所を瞬時にして望遠レンズで見るように倍率アップで見れたのだ。
 出会い系サイトの運営者・特団社長は金髪の全裸美女の海中で平泳ぎする、その揺れる白い大きな乳房を。
 市民党の国会議員秘書の岩山は長い黒髪を洋上に浮かべて背泳ぎする、その海面下での彼女の尻、それから海面上に浮かぶ彼女の双乳と股間を。絶景だな、これは!と岩山は思う。
 マッサージ女性は、
「そのゴーグルは脳内の願望を捉えて任意の視点から望遠レンズの倍率を自由に変えます。カメラは火星の海岸と海中に設置されていて電波に似たもので、この部屋まで映像を運んで来ているのですよ。」
うつ伏せの二人は合理的な?説明に納得した。とするのなら彼女も又?岩山は聞いてみる、
「あなたも、もしかして?火星人とかですか?」
彼女は静かに、うなずく。そして彼女は赤い唇を開くと、
「意外に簡単に日本に住めました。住民登録もヨーロッパの国から来ている人の親戚という事で登録しています。知人がヨーロッパに居ますからね。」
との話だ。
 二人は、それぞれ火星の海で泳ぐ海中美裸女の見たい場所に視点を合わせられた。もちろん、彼女らの女性器もタップリと眺められたのである。

 ここで市民党の本部がある東京から福岡市の野党の女性国会議員四十代に同年代の与党・市民党の女性国会議員にメールが届いた話を展開しよう。
 冬奈、春乃です。わたしたち、同じ大学の法学部を出て司法試験に合格して同じ法律事務所で働いていたわよね。だけど人口が減って悪い人も減ったから弁護士なのに仕事が減った。冬奈は故郷の福岡市に帰って市議会議員に立候補して当選、野党に所属して、その次が県会議員、それを十年して次に国会議員に当選したじゃない。わたしは市民党の男性国会議員の秘書を務めて十年後に東京で衆議院議員に立候補して当選した。それで今、お互い四十歳だけど独身で子供も無くて衆議院議員を勤めているのよね?冬奈。だけどさ、市民党の女性議員じゃないと男を手に入れられないと思う。あと十数年、市民党の議員でいて最大派閥に入っていると法務大臣の椅子にも座れるのよ、わたし。それまで、しっかりと男遊びしたいとおもっているのよね、冬奈。どうせ私達、見かけは派手じゃないし美人でもない四十路。金で男を買うのも何だし、ね。だけど男遊びしたいよね?冬奈。
どうなのかしら?冬奈。メール返信してね♪最愛の友、春乃より。

 福岡市中央区に福岡支部がある栄和党の事務所で国会議員の友達の北岬春乃からスマートフォンでメールを貰った夏鹿冬奈は休憩時間にトイレで春乃のメールを読んだ。(春乃ったら男遊びしているみたい。十何年で法務大臣か。それは与党の市民党なら定番のコースなのよね。でも私は野党の栄和党。男遊びも出来ないし大臣の椅子にも座れない。実は私、栄和党の男性国会議員に恋心を持ってしまったけど、その人は妻子持ちなので諦めたわ。春乃は、そんな事は、ないみたいだけど。結婚を考えた男性との数回のセックスしか経験がない私。栄和党の男性議員に独身者は、いないし。でも私、議員なのよね、マスコミだって追いかけないし、自由はある。男遊びかー、してみたいわねー。)トイレから事務所に戻り、窓の外を見ると夕焼けで通勤帰りの背広服の男性社員が通りを歩いていたのを目にした夏鹿冬奈であった。
栄和党の事務所以外にも自分の事務所を持つ冬奈だ。四十歳、牡羊座の血液型はB型。ついでに九星は八白土星と、それは、どうでもいいわけだが。ホロスコープの第七室に星がないために結婚は諦めている冬奈である。三十八になった二年前、冬奈は新しい占いの部屋を訪れた。それは福岡市中央区のマンションの一室で六十歳の女性占い師で眼鏡を掛けて帽をかぶり、ナイスシニアと声を掛けたくなる初老の女性だが机の向こうの椅子には、その老年女性占い師の横にハンサム美男子の男性が座っていた。
 その占い師は冬奈を見て、
「いらっしゃい。私の隣に座っている二枚目君は、私の助手なの。」
と話し、その美青年は機械音で、
「ようこそ、神秘占いの館へ。ボクハAIヲ持って、イマスケド、スベテ占いノ、データ、デス。トナリノ先生ガ打ち込んだンデス。ボクハ下半身はナイノデ、安心シテネ。」
ト自己紹介シタ。
 老女占い師はハンサムAIの背中に出ているデータを見て冬奈に、
「あなた国会議員なのね。結婚は諦めているでしょう。」
とズバーンと占断した。
椅子に座っている冬奈は驚いて、
「そうです。当たりましたわ。なぜ、分かるんですか?」
「それはね、人相から分かるのよ。女性が結婚を諦めると眉毛の位置がね、似たものになるの。あなたの眉毛の位置は、まさに、それね。」
と深遠な人相学の話をした。続けて女性占い師はハンサム君の背中に出ているデータを読むと、
「それにね、女性が国会議員になった、とか、なっている時の人相って、あるのよ。この見方は秘伝で教えられないけど。」
と占断する。
冬奈は益々、驚いて、
「驚きましたわ。人相学って奥深いですね。」
「ええ、そうなのよ。あなたの生年月日を、この紙に書いてみなさいよ。ボールペンは、これ。生まれた場所と時間も書いてね。」
冬奈は急いで母から聞いて覚えていた生年月日と生まれた場所を紙に書いた。占い師は、それをハンサム君の口の中に通すと、
「これで貴女のホロスコープが出てくる。わたしが、それを解説します。」
十秒もかからずに冬奈の誕生日のホロスコープがハンサムAIの背中のディスプレイに出た。星位天球図という円形の図形である。十二の部屋に分かれている。占い師は、
「あなた。七室に星がないわね。あなたは結婚に興味が、ないようよ。」
とズバリンーと指摘した。冬奈は驚き、
「そうなんだと思います。独身ですもの、今でも。」
「でも処女じゃ、ないようね。」
冬奈は、ふふ、と含み笑いをすると、
「ええ、でも経験は少ないです。」
「でも貴女の人相では今後、男性と発展しそうだわ。誕生日だけでなく、あなたの近々のホロスコープを見てみるわね。」
と話すと、占い師はハンサム君の背中のパネルにあるキーボードを動かした。それは現在の冬奈の星の位置を示すホロスコープが出ている。それを見て所々、茶色の髪の老年女性占い師は、
「ふむ。もうすぐ友人からメールが来るみたいね。なにか男の話題かなー。」

 それを冬奈は思い出していたのだ。歩いて自分のマンションの部屋に帰りながら。夏鹿冬奈は自分が所有する分譲マンションの部屋で窓ガラスの外に映っているビルの夜景を見ながらビールとワインを交互に飲み、テーブルの上に置いたスマホを手に取ると北岬春乃から着信したメールを見ると新しいメールが届いたピンピラピン♪という着信音と共に彼女の目につく。
 春乃だよー 明日、市民党の福岡県本部に行くことになったの。国会議員の特権で新幹線フリーパスで福岡まで行く。その後で冬乃と会いたい。どうですか?

夏鹿冬奈としては親友の訪問は是非もなく嬉しい。それで
うん、いいねー。政治的要件が済んだら連絡してね。

 と、返信した。翌日、新幹線で午後に博多駅に到着した北岬春乃は東区馬出にある市民党福岡県本部を訪れた。受付から県本部長の利権田の部屋へ。利権田は初老の男性とは言え、若さを残している容貌、動作を北岬春乃に見せると椅子に座ったまま、
「おう、北岬さん。待っていたよ。将来は法務大臣だと聞いている。福岡県本部へ、ようこそ。」
と歓迎した。
春乃はニコリとして、
「野党の友人を何とかして市民党に入党させようと思うんです。」
彼女の服はクリーム色の上下。利権田は春乃の近くの横長の椅子を右手で示すと、
「座っていいよ、北岬さん。」
着席した彼女に利権田はオールバッグの髪を右手で撫で上げると、
「一人でも多くの議員を市民党に入れる事が重要だ。そうすれば日本の利権は我が党のものになる。北岬君も法務大臣になる前に様々なポストに就く事になると思う。副大臣という椅子もあるしね。与党という政権党で我が市民党は長い間、内閣というものを自由にしてきた。それで利権も取り放題。選挙の時には老人と無智な若者を洗脳すればいいし、老人には全国温泉の旅一週間のパックツアーに無料で行ってもらう。その際に旅行会社に発注するわけだが、ここにもリベートという利権が取れる。
政治資金として献金してくれるのは経団連は勿論だが、旅行会社もある。老人には無料旅行を提供し、それを主催する旅行会社からはバックマージンを取る。こんな旨味のある生活は役人には出来ないからな。選挙で国民から選ばれたんだ。利権、取り放題の政策、総裁はね、経団連のために市民党は働けば、いいと私に本音を漏らしてくれたよ。東京の永田町にある市民党本部でね。
 若者はアニメで、たらしこめば、いい。無料アニメ映画観賞券を後援会を通して市民党支持の若者に送る。その時も又、アニメ制作会社との、やり取りの中で利権を取れるよ。北岬君、君もいずれは党内の重要な仕事に触れると思うが、いかに票を集め、利権を集めるかが大事か、という事だ。どうせ日本人の大半は馬鹿だからな。」
北岬春乃は異な顔をして、
「国民の生活のために働くという党の公約では、ないのですか?」
利権田は気軽に、うなずくと、
「あれは表向きのモノさ。月にも表と裏があるだろ。太陽にも表と裏がある。だから市民党にも表と裏があるんだわさ。ところでな、北岬さん。あんた、男は今、いるのか?」
と私生活、いや私性活について問い正した利権田県本部長の顔は好奇心に満ちてニヤニヤしている。不意打ちという質問に少しは動揺した春乃では、あったが立ち直り、
「いいえ、県本部長。永らく独身、これからも独身の私、だと思います。」
と両手を両膝に乗せて答えた北岬春乃に利権田は、
「それは勿体ないようだねー。ひどく見劣りのする容姿とかなら、ともかく、出る所は出ているようだし、」
と言いつつ、春乃の胸と尻を虫眼鏡のレンズで太陽光を当てたように眺め回し、
「女の体としては申し分ないな。噂の立たないようには、しないといけないが政治家は、それほどマス雀に追われる事は無し、場の設定は我々でも出来る。」
「場の設定?と言いますと?」
「いや、なにね、料亭で会食するなどの場だ。市民党の福岡県連合会には古参の方で女遊びの達人が、いらっしゃるんだ。三万人は女を抱いているらしくてね。いわゆる三万人斬りという訳で、もちろん風俗の女性も入れてらしい。それがねー、その人は若い頃から初老まで東京でav男優だったんだそうだ。av男優って取り上げられなければ、意外と人に知られない。メーカー専属ではないし、顔も美男ではないし、それだけにカメラにも写されることのないAV男優だったらしいよ。六十になって福岡市に戻り、性感マッサージをしているらしい。それと同時に市民党に入党された。入党の際の保証人は私と総裁が、なった。総裁も、その人のavを見てファンらしいのでね。福岡市会議員くらいには、させてあげられるんだが、やはり性感マッサージの仕事の方が、いいらしい。
 それで、その人には市民党の女性議員の性欲を満たすためにマッサージ、その他、要望が女性議員から出ればゴムなしセックスもしている。」
ひやあ、と春乃は思った。そんな人が市民党に、いるんだ。
波口哄笑の利権田は、
「北岬さんも男干ばつじゃないかと思うね。三万人の女を抱いた男にマッサージでも、してもらったら?」
と誘いかけた。
春乃は自分の乳首が幾分、硬直したのを感じて、
「興味ありますわ。四十路ですけど、議員の仕事だけが女の生き方ではないと思います。」
了承のサインを春乃の瞳に見た利権田は両手で、かしわ手を打つと、
「よし、決まりだ。北岬さん、一週間ほど福岡市に滞在していくといいよ。ここの県本部にも泊まれる部屋は、いくつでもあるし。野党議員の友達と会ってきて、市民党に入党するように誘いかけてみたらいい。私のスマホの番号を教えるから・・・。」
という事で、春乃は利権田・県本部長に自分のスマホ番号を教えた。

 それから市民党福岡県本部を出た北岬春乃は五時過ぎにでも友人の夏鹿冬奈に連絡を取ろうと思った。
 栄和党の事務所から出て自分の事務所に戻った夏鹿冬奈は後援会の人達と、なごやかに話し合い、五時に事務所を出た。自宅に向けて百歩も歩くとスマートフォンが鳴る。
「はい、夏鹿です。」
ー春乃よ。今から会わない?冬奈。
「ええ、いいわよ。今、何処にいるの?春乃。」
ー天神地下街に、いる。
「じゃあ、今から歩いて天神地下街に行くわ。天神地下街の、どの辺に、いるの?春乃?」
ー天神駅の改札口から出て、すぐの所よ。
「わかった。それでは待っててね。」
人波が動いているような天神駅周辺で大型スクリーンには日本紅党の桜見党首の顔が映し出されている。それを見て夏鹿冬奈は(インパクトのある方法だわ。音声は出せない事情もあるのだろうけど。)栄和党は資金に乏しく、あの大型スクリーンに広告を出した事はない。
栄和党は貧困層の救済を政策に持っているために政治献金をする会社がないのである。冬奈の家庭も裕福ではなく学生アルバイトというか家庭教師などをやりつつ司法試験に卒業間際に合格するといった苦学力業の生き方をして来た。それが彼女が栄和党に入党する、きっかけでもあった。
 大型スクリーンを視点から外すと、冬奈は地下に降りる階段を降りる時にロボット・苦力(クーリー)の無料サービスを受けた。階段の降り口で人を背負えるように腰をかがめて背中に人を乗せるように両手を後ろに出しているロボットがいる。それに背負われるように乗り、ロボットの首の後ろにあるボタンを押すと背中に乗った人を両手で背負い、階段を降りていく。
階段を降り切るとロボットは背中の手を離し、おんぶしていた人が降りられるようにする。人が降りた後、ロボット苦力は再び階段を登っていく。
 ロボット苦力の利用者が多くないのは子供は利用できないのと階段を降りる速度が遅いためだ。夏鹿冬奈は北岬春乃に後でロボット苦力を教えてあげようと久方振りに今、ロボット苦力に乗ってみたのだ。(まずまずの安定感だわ)と地下街に降りたロボット苦力の背中から降りた冬奈は安堵と共に感慨を持った。
 駅改札口の近くに弁護士時代からの友、北岬春乃が一日万秋の思いで冬奈が来るのを待っていた。春乃は冬奈を認めると右手を振り、
「夏鹿さん、こっちよ。」
と声を出す。四十路にしては若い二人は再会を喜ぶ。夏鹿冬奈は、
「あっちの階段にロボット苦力が、いるのよ。無料で背中に、おんぶしてもらえるわ。」
北岬春乃は好奇心のある目で、
「そんなロボットが、いるのね。とても興味があるけど、今は私、あなたに話があるから。」
と答えると、夏鹿冬奈は納得して、
「そうなのね。それじゃ、ロボットカフェに連れていってあげる。」
二人は天神地下街のロボットカフェ、#ロボ・デ・コーヒー#に入る。
 平日の午後五時過ぎ、店内は賑わうほどの人は、いない。というのは普通の喫茶店の倍の値段のコーヒーをロボットが給仕しに来るからだろう。コーヒーそのものも高給豆を使用しているため、コーヒーマニアしか入らない店だ。ロボットには初期投資が必要だが、その後は電気代だけで済むので混雑するほどの客は不要なのだ。
 夏鹿冬奈と北岬春乃が座ったテーブルにも女性型ロボットが注文を聞きに来た。冬奈は「コーヒー」春奈も「わたしも、コーヒー」と豊満な体型の女性ロボットに注文した。
男性客なら喜びそうな胸と尻の女性ロボットで、ぱっと見た目にはロボットには見えないほどの外見であるし、冬奈と春乃の注文にも、
「承知いたしました。それでは、お待ちください。」
と答えた、その声も機械とは思えないものだった。厨房に戻る女性ロボットの尻は左右に振れてミニスカートの脚も白くて長く細い優美なものだ。冬奈は、
「話って何かしら?」と聞くと春乃は微笑して、
「市民党に冬奈、入党したら、いいわよ。」
と直言した。
夏鹿冬奈は戸惑いの色を目に浮かべると、
「市民党と栄和党では政策が違いすぎるわ。国会議員の給料は同じじゃないかしら。何故、そういう事を勧めるの?」
「女性議員に対する対応も違うのよ。独身の女性議員に市民党では色々な取り計らいがあるわ。男性秘書を二人、市民党から準備してくれる。筋肉質な三十代後半の男性二人が私の秘書に、なった。逞しいのは上半身だけでなくて、下半身、特に股間のナニが凄いのよ。」
と涎を出しそうな顔で春乃は冬奈に話す。冬奈は即座に察して、
「まさか、春乃。男性秘書と・・・???」
春乃は満悦した顔で、
「そう、ね。仕事が終わったら二人の男子秘書と体を交える日が多いかな、最近。」
と性交の記憶を思い出してか春乃の顔は淫蕩な色を浮かべる。
東京・赤坂の議員宿舎で北岬春乃は3Pセックスプレイを男性秘書と繰り広げる。下着になった春乃はベッドの上で四つん這いになり、上半身は背広を着たままの一人の男性秘書、下半身は、もう一人の背広を着た男子秘書の愛欲行為に身を任せる。
一人は春乃の乳房を揉み、キスをして舌を絡め、下半身担当の秘書は春乃の股間の花裂を舐め回した後、
「北岬先生、もう我慢できない。挿入しても、よろしいでしょうか?」
と極度の性的興奮の声音で聞いてくる。春乃は、もう一人の秘書に乳房を揉まれ乳首を指でなぞられた後、乳首を口に咥えられ両眼をトロンとさせて、
「入れて、いいわっ。わたしのパンティを脱がせた後でねっ、はあーんっ。貴方も全裸に、なるのっ。」
「はい、服は全部、脱ぎます!」
と答えた春乃議員の男性秘書は逆三角形の筋肉質の上半身を服を脱いで見せるとズボンを脱ぎ、すでに白いパンツは尖塔のような盛り上がりを見せている。それも手早く男秘書は外すと、モッコリーンと突きあがったビッグサイズの長大棒を先端の亀頭を照準のようにして春乃の後ろから見えている淫靡な花裂に突き込んでいく。
「ああーっ、逞しいいっ。すっごーい。前野君も全裸になりなさい。」
と自分の乳首を吸っている男秘書に呼びかける。その秘書は口を春乃の朱色の乳首から離すと立ち上がり、
「はい、先生。今、すぐ脱ぎます。」
と応えて、ただちに全裸となる。前野と呼ばれた男秘書も既に男の欲棒を最大限に隆起させていた。それを四つん這いで後ろから、もう一人の男秘書に連続的に貫かれつつ春乃は大きな目で見ると、
「前野君のモノも逞しすぎるわ。わたしの口に入れてっ。」
と指示した。前野秘書は、
「はい、先生。どうぞ。」
と春乃の顔の前に極限隆起した欲棒を差し出す。春乃は口を近づけて動物のように前野の欲棒を口に頬張った。
二人の若い男たちの肉欲棒を同時に味わえる喜びに春乃は大きな乳房を揺らせつつ、白い豊満な尻も激しく振っていた・・・。
 二人の秘書は、後ろから春乃に入れている男が、
「先生!もう耐えられません、出してしまいそうなので抜きましょうか?」と歯を食いしばって聞く、春乃は口の中の肉棒を一旦外して、
「中に出していいっ!抜かないでっ!」
と答えると尻を高く上げ、口から外した肉棒の所有者の秘書は、
「乱れている先生の裸を見ているだけで出しそうです」
とベッドに両膝を着いたまま云うので春乃は其の肉棒を口に咥える前に
「中に出しテ。」と答えると夢中で男秘書の欲棒を頬張った。そして、自分の赤い舌を欲棒に絡ませる。後ろの秘書の欲棒には自分の豊満尻を高く突き上げて左右に振る。二人の男秘書は、その動きから来た強烈な快感に、
「あ、行きます、先生。」と後ろの秘書、
「で、でますぅー。」と春乃の口に咥えられている秘書、
は同時に叫んで同時に白烈砲を発射した。