男の娘を助け出せ派面ライダー 試し読み

男の娘を助け出せ 派面ライダー

通勤からの、それもOLではない、ある職業からの帰り道で美乃(みの)は後ろから誰か、つけてきているのを感じた。
(誰?誰なのよ?)
だが、振り返ってみると襲われそうな気がして、歩く速度を、もっちり、とした太ももの移動時間を短くして、速めてみた。
すると、後ろの誰かも足音が高く、早くなる。
美乃は155センチの体で、胸は88もあり、尻は88の、肉欲をそそる体、色白で脚は細い。
美乃は近くの広い公園に駆け込んだ。後ろからの追跡者も美乃を追い駆けてくる足音だ。
公園には誰も、いなかった。ああ、と美乃は足を停めて、後ろを振り返った。なんと、そこには大きな男が黒いパンティストッキングをかぶり、右手でズボンの世界の中心点のファスナーを降ろし、
「ピー!男の世界の中心点のチンコの雄たけびを聞け、ピー!」
と喚(わめ)く様に言葉を口から吐くと、
立ったままの美乃を、がっし、と抱きしめ、彼女の赤い唇に自分の分厚い男の唇を重ねた。
そのまま三分も唇を重ね合い、その間、美乃は尻と乳房を揉まれていた。やがて男の手は美乃の股間の間、スカートの中に男の手が伸び、男の右手の中指が、マンコの辺りを探った。
「おい、クリトリスしか、ないのか、おまえ。」
と唇を外した、黒いパンティーストッキングで顔を覆った男が聞くと、美乃はスカートのポケットから無線機のようなものを取り出すと、
「助けて!派面ライダー!」
と大声を上げた。
その美乃の唇をパンスト男は、美乃の背後に回り、左手で塞ぎ、右手で彼女の豊満な乳房を薄い上着の上から、入念に揉み解(ほぐ)し始める。
美乃の乳首を探り当てた男は、ズボンから飛び出して既に勃起したモノを美乃の尻に彼女のスカートの上から、ぐん、と押し付けた。
パンスト男は膝をかがめて、伸ばすと、美乃の尻の割れ目の下の方から、上の部分まで、男の張り切った亀頭で強くなぞる。
「おお、いい気持だぜ。男の中心点でチンコを雄たけび、させる。なんて、な。姉ちゃん、おまえも感じているんじゃ、ないのか。」
美乃は右手に無線機を持ったままだ。
その時、バイクの爆音が公園の外に聞こえた。そのバイクは、公園の入り口前で停められ、黒いサングラスをかけた、白バイの警官の制服に似たものを着た男が、バイクから降りると、
「派面ライダー、チン参(ざん)!」
と名乗りを上げ、二人に駆け寄ってくる。白バイの警官の服装との違いは、白の部分が赤になっている事だ。
パンスト男は、
「ピー!又しても、我々、モッカーを邪魔しに来たな。この娘はな・・。」
美乃を自分の前に抱き留めながら話すと、派面ライダーは飛び上がり、
「とぅーっ。」
と叫び、飛び蹴りで、モッカーの黒いパンストに隠れた左耳の辺りを攻撃した。
パンストのモッカーは、
「あわっ、ピー!」
と声を出し、美乃を乱暴に自分の横に押しやると、
「まだまだ、こんなものでは、な。おれのモノを見ろ、派面ライダー。」
とモッカーは勃起チンコ、それはパンツの切れ目から突き出ていた、を見せた。
派面ライダーは、
「ふん。おれと勝負するのか。変チンするから、見ていろよ。」
と答え、両手を、手のひらの方を、十センチほど離して向かい合わせて、自分の頭の上に空高く突き出し、そこで止めると、
「変チン!」
と声をかけると同時に、両手のひらを向かい合わせて離したまま、自分の股間に向けて振り下ろす。
「おおっ!」
両手は股間のあたりで停まっている。すると、派面ライダーの股間が膨れ上がってきたではないか!
派面ライダーは両手でガッツポーズを取ると、
「ぼっきーキック!」
と叫んで再び飛び上がり、今度はモッカーの顎(あご)を蹴った。
「ピー!」
と叫ぶと、パンストモッカーは、その場に倒れて意識を失った。

 嬉しそうな美乃は、派面ライダーに駆け寄ってきて、抱きつき、
「ありがとう、派面ライダー。」
と言葉をかけると、派面ライダーの胸に顔をうずめる。
その時、美乃は自分の下腹のあたりに何か肉の塊のようなものを感じた。それは、派面ライダーの勃起した実在だった。
美乃は顔を赤くしたが、公園内では暗くて、その色は見えない。
派面ライダーも美乃の肩を軽く抱きながら、
「ごっつあん、してしまおうかな。いただきます、してしまおうかな。」
と声をかけると、美乃は、
「いいわよ、してっ。」
と自分から背伸びして、派面ライダーにキスをした。
 美乃の、背中の真ん中まである黒髪がユサユサと揺れる。
派面ライダーも、美味な、もののように美乃の唇を味わい、舌を入れて絡める。
唇を離した派面ライダーの右手は、美乃の股間に触れると、
「おや?君は、もしかして・・・。」
と呟くように聞くと、
「そう、わたし、男の娘、よ。」
と美乃は、にっこりとして答えた。
派面ライダーは、美乃の肩に回した両手を外すと、
「ま、今日は、この辺で。明日、仕事が朝早くあるから。」
と語ると、公園の入り口に止めたバイクに向かって走って行った。

波山飛苧(なみやま・とぶお)は、四十歳になる福岡市の不動産会社の社員だ。昨日の夜、公園で男の娘を派面ライダーとなって救出した。
実は美乃は、キャバクラで働いていたのだ。「キャバクラ女子校生」の新人として、飛苧は彼女と出会い、
「何か困った時には、これで呼ぶといい。ただ、不動産会社の休日と、平日は営業時間外に、してほしいけどね。」
とキャバクラで無線機を渡した。
美乃は信じていない顔をして、
「またー、そんな。波山さんみたいな人、冗談が、こみいってますね。」
と答えると、近くにいたキャバ嬢が、
「それ、ほんとなのよ。わたし達もね。危ない時に、波山さんに助けてもらったんだから。」
すると美乃は、
「えええっ、そうなんですかー。」
と半ば、信じた顔で無線機をスカートのポケットに入れた。

 そんな経緯で美乃は、派面ライダーに助けられたのだ。

 現実に帰れば、飛苧は福岡市にある不動産会社の社員だ。2016年は、日本経済は年末辺りまでダメで、だから不動産を買う人も売る人も少なく、飛苧の会社も支店の一つを閉店した。
不動産会社といっても色色な業容で、飛苧の会社は賃貸物件の仲介も、やっている。これも2016年は不調。
2017年になってから、少し、不動産の仕事も増えてきて、中洲のキャバクラにも時々、行けるようになった。
その行きつけのキャバクラ「女子校生」で知り合ったのが、さっき助けた美乃だった。
飛苧(とぶお)は美乃を女性だと思っていたのだ。
男の娘、美乃。でも、さっき軽く抱いた感じは女のものだった。

美乃、本名は飛切美乃(とびきり・びの)という。実家は福岡市郊外にある六百坪の豪華なる邸宅を所有する。父はゲームセンターとパチンコ店を、いくつも経営している。年収は五億円で全国的に見れば、それほどの資産家でもないが、福岡市では、いい暮らしが充分できる。
現実的な話としては、福岡市内には千坪の邸宅は、ほぼ、ないので六百坪は広さは上位の方だ。
邸宅内では若い女性の女中つき、女中は死語みたいなものだからメイド、と表現しよう。実際にメイド喫茶にいるメイドの恰好をした若い女性が、飛切家には仕えている。
美乃の父親は、飛切辰蔵(とびきり・たつぞう)という。
名前と関係あるか分からないが、自分専用のメイドに、
「おれのモノはね、とびきり、よく立つんだ。」
と話す。
自分の書斎で、そのメイドと二人きりの時に語ったのだ。
メイドは顔をリンゴの色にして、
「そうなんですかあ。すっごーい。」
と褒めてみる。
時刻は昼の一時、妻は四十代で演劇鑑賞に出かけている。書斎は狭くて四畳半だからメイドとの距離も近い。
飛切辰蔵はズボンを脱いでパンツも取ると、メイドに向けて自分の雄々しい筒先をドビーンと見せた。
メイドは両手を自分の両頬に当てると、
「きゃっ、旦那様。見て、いいのですか。」
と可愛らしく聞く。
「ああ、見ているだけで、いいのかな。」
「いえ、それだけでは、我慢、出来ませーん。」
辰蔵は椅子に座ると、
「では、好きにしていいぞ。」
と男のキノコを直立に近くさせたまま、メイドを促す。
メイドは躊躇して、
「でも、奥様が旦那様には、いらっしゃるのですから・・・。」
「なに、あれはな、今日は演劇鑑賞会だ。男の俳優の股間でも眺めて、満足しておるのだろう。夜は遅くなる。楽屋に入れる、らしいからな。そこで気に入った若い男優の、なるべくチンポの太い奴を選ぶんだ。それで徹夜もあるよ。
だから、今日は君と徹夜で楽しめるかも、な。」
巨乳メイドは主人の辰蔵の巨大化したキノコに、武者(むしゃ)ぶりついた。口いっぱいに大きくなった肉竿を入れて、フルートを吹くように辰蔵の肉竿に両手の指を当てて動かす。
辰蔵は目を瞑(つむ)るが如(ごと)くにして、
「ああ、秋葉原のメイドでも、これは、しないから東京のメイド喫茶には、行かなくていい。うおっ、うおっ。」
とメイドに指で演奏されているような感覚を、チンポに辰蔵は覚える。よしっ!
と辰蔵は考えたのだ。この若い可愛い娘にだけ奉仕させては、いけない、おれも、する。
「よしっ、しゃぶりながらでも、いいから、服を脱いで股間にあるショーツと君の大きな胸に被(かぶ)せてあるものも、外しなさい。」
メイドは、
「まい、もふひんはま。(はい、ご主人様、と発音したが、肉棒を咥えたままなので、そういう発音になる。) 」
椅子に座った辰蔵は、ゆっくりと立って、もちろんチンコも立てたまま、メイドが服と下着を脱ぎやすくする。
メイドの名前は満津実(まつみ)という。満津実は辰蔵のモノを咥えたまま、中腰でスカートと白いショーツを降ろして両足を外した。
満津実の豊かな下腹部と、びっしり密生した黒い陰毛が辰蔵の下に下げた視線の中に入る。
ピンクの彼女の割れた線も、クッキリと見え、陰唇は肉厚だ。
ぴしゃ、と音を立てて満津実は主人の肉棒を口から離し、素早く上着と下着、それにブラジャーも外して床に落とす。
全裸になったメイドの満津実は、腰のくびれも見事でAVに出れば人気女優になれるだろう。
辰蔵は満津実に屈(かが)んで、彼女の左りの白い巨乳のピンクの乳首を口に含む。辰蔵から見て右の乳房の乳首だが、咥えているうちに満津実の乳首は硬くなり、彼女は黒髪を揺らせて、
「あはん、いいです、ご主人様。」
と乱れた姿勢になる。
辰蔵は激しく満津実の左乳首を舐め回し、右乳首は左手で摘(つ)まんで強弱を咥える。満津実は少し白い両脚を開いて、マンコも少し開いた。
辰蔵は満津実の細い狭い両肩を優しく下に両手で押すと、満津実は膝を曲げていって四畳半の床の絨毯(じゅうたん)に膝まづいた。